フラメンコのライブを観てきました。





高円寺の老舗ライブハウス・エスペランサ。





まことに素晴らしいライブでした。





踊り手は昔から仲良しをさせて戴いている、割鞘憂羅さん、そしてウラさんのお弟子さんでもある、高関テラさん。





ギターとカンテに酔いしれ、フラメンコの魅了されました。





憂羅さんとはこれまで沢山の会話をしてきました。





それは、美術の話しであったり、詩人の話しであったり。





表現を通して伝えたい思いは変わらないのだと教えてくれた素晴らしい踊り手です。





私は憂羅さんをダンサーというよりも踊り手というほうが好きなのです。





小さな体の中に、溢れんばかりのエネルギーが満ちていることに人間の不思議な力とそこにいつまでも生き続けてゆく、表現の自由な発想に感動させられます。





「ある闘牛士の死」「花はどこへいった」など、日本の芸術の歴史に残る作品をずっと創り続けてゆく踊り手の指先には、儚いため息と覚悟を感じます。