佐々木秀実オフィシャルブログ「言わせてね!愛の言葉を」by Ameba-091213_2351~0001.jpg

今日は一日、譜面をかいていました。





一日中、ガシガシとかいていたので気づいたら指が痛いです。





リサイタルや演奏用の譜面はアレンジャーに任せる事が多くなってきましたが(演奏しやすいプロのアレンジャーの譜面)、それでも歌っていて全体像が体に染み込むように、かくことは大事なような気がします。





譜面をかいたりするようになったのは、シャンソンを歌い出した頃から。





ライブハウスでまだレパートリーが少なかった頃、先輩から譜面をお借りしたり頂いたり…それでもそのまま使うことは失礼だと思っていたので、書き直したりするようにしていたのが始まりです。




安い喫茶店で珈琲一杯でねばって書いたシャンソン。




私はアレンジャーではないので、プロのような編曲は出来ないのですが、こうして歌いたい!というミュージシャンに対してのメッセージ性が形としてくっきり表したいという思いでもあります。





何曲か、私がかいたものもパルコのリサイタルで出せればと思います。





新たに書き直した譜面の曲の中に、私が17の時にかいた擦り切れて黄色くなった譜面がありました。





私の財産です。





今まで歌っていた曲がこれからは、今日生まれた新しい譜面に変わります。





今までありがとう。





これからこの昔の譜面はきっと、思い出の譜面ファイルに移動します。




何百回、この譜面を使った事でしょうか…。





しまうには何だかもったいなくて寂しくて、まだしまえておりません…。





歌手にとって、大事な譜面。





アレンジの勉強もしたいなと思います。