一人でなにげなく立ち寄った喫茶店で、





ブレンドを注文。





珈琲が運ばれてきた、その時…





喫茶店のラジオから、「夢物語」がかかりました。




私は不思議な感覚で、胸がいっぱいになり、涙をこらえるのが必死でした。




外は激しい雨。





雨の日に突然流れてきた「夢物語」のイントロはあまりにもドラマティックで、






いろいろな思い出が浮かんできました。





何もかもが私にとって必要な出来事だったような気がします。





それは振り返ることではなくて、これからの歌と希望に…、






そして愛情をこめて私を支えてくれた人たちの笑顔が浮かび、






涙が溢れました。





窓をうつ雨を眺めながら、「そういえば、私は何か大事な瞬間はいつも雨だなぁ」と思いながら、熱い珈琲を飲んだ、秋の一日です。