ささえが間違ってないと思うこと
新人の青年が職員として入ってきた。静かで真面目そうだ。それに挨拶もきちんとできる。挨拶しても返事をしない介護長に比べるとダントツに良い♪その青年と夕食を配膳している時にそれは起こった。ささえがNさんの席に食事を運ぶと、すでに食事のトレイが置かれていた。食事に手はつけていない。ささえは、自分が持っている食事のトレイの名前プレートを見る。間違ってない。青年に静かに声をかけた。「今、Nさんのところに置いた食事のプレートはどこ?」ここのシステムは、食事のトレイに利用者さんの名前を書いたプレートが置かれている。席に置いたら、そのプレートを回収して、食事のカートに戻すようになっている。誤配膳を防ぐためだ。青年は回収したプレートを見に行った。青年はハッとしていた。「あっ、Tさんのだ」そう言って慌てた。ささえは、「そう、じゃここにある食事(誤配膳)をTさんに持っていってね」と言った。青年は、はいと言ってTさんに食事を運んだ。背中がなんとなくショボンとしているような気がした。さて、この行為は実は問題なのだ。誤配膳は、カンファレンスの対象だ。ささえも修行を始めた当時は2度ほど誤配膳して、つるし上げ、いやカンファレンスに呼ばれた。それはそれは嫌な思いをした。ささえが思うのは、誤った時は既に反省をしている。間違わないようしようと思う。それで充分だと思う。それを事故報告書を書かせ、カンファレンスでつるし上げる。そこまでする必要はないと思う。つるし上げるというのは、本当に罵倒される訳ではなく、本人に、とっては針のムシロになる訳で、ストレスの元なのだ。ささえの時は職員がはやし立てるように「わ~、誤配膳だね、ささえさん、終わったら事故報告書いてね、二三日したらカンファレンスもあるからね〜」と、ささえのミスを楽しんでいるようだった。今ならパワハラになる行為だ。そんな経験をしてきたので、新人に対しては、温かい目で見ることが必要だと思っている。規則、規則、パワハラで職員もパートも辞めている実情を、管理職は解らない。遅れている業界と言わざるを得ない。