祈りの時間 | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言

 

 

 

 

無宗教だけど毎朝、祈るようになった。
無宗教だから誰に?ん?何に?祈っているのかは分からない。
だけど無宗教だから祈っちゃダメって事は無いだろうよ、おい。
と、誰にともなく突っ込んで、置いといて、祈っている。
通勤電車の中で。
そのくらいが丁度良い。




祈る事なんてそんなには無いんだよな。
知らない場所にいる知らない人の事は祈りようが無いし。
地球、宇宙、世界規模になっちゃうと大き過ぎて目が廻るし。
そんなには無い。
けど、少しだけ。




少しだけ祈る、それしか出来ない。
それくらいしか出来なくて、
泣きそうになりながらも。