目覚めと共に消えゆく | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言

 

 

 

 

見た事もないような楽器を弾く友人。
不思議な旋律。
どこからやって来たのか。
知らない物や音楽や、人や動物や。
乗り物や建物や。
夢に驚く時がある。




目覚めても目覚めても朝がやって来ない。
昨夜から今朝に掛けて
何度もそう思ったけれど、
結局朝はやって来て、起き上がるのだった。
6月の終わりに。
まだ終わっちゃいないけど。




夢の中の旋律を再現出来たらな。
そう思うのだけど、
目覚めと共に消えてしまう。

いつも。