穴の無い部屋 | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言

 

 

 

 

先日、旧友の家に遊びに行った時に
息子さんが中2なのに反抗期が訪れる気配がない、
みたいな話になって
あれ、そういえば自分の時はどうだっただろう、
思い返してみても、記憶の中にはないなあ。
なんて思ったからか今朝方、夢の中で
反抗期を迎えていた48の初夏。




すごくイライラしていた。
全否定していた。
そうか、実体験がこのように蘇るのか。
そう思うと恥ずかしくて入りたくなった。
穴があれば穴に。
押入れがあれば押し入れに。




家の押し入れは黴臭いので入らなかった。
穴はそもそも無かった。
大人ってなんだろう。
私はちゃんと大人になれてるんだろうか。
今年で49なのに、そんな事を思った。