代々木 | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言



階下のテレビの音が煩くて寝不足に。
本気で耳栓を買おうかと思案中です。
そうすると目覚ましが聞こえないんじゃないか。
いっその事目覚めない?
いや、何言ってんの。



眠い。
面白い、くらい頭が働かない。
楽しみな事は増えるのにお金は増えない。
寧ろ減る一方。
まあ、そりゃそうか。
観るのにも演るのにもかかるんだもの。



宝くじ売り場、で立ち止まったりする。
当たっても外れてもお金がかかる。
この売場から一等が出ましたとか言われても
自分がその一等賞になれるとは思えない。
駆けっこだって二等が関の山だった。
くじ引きの景品だって、
せいぜいティッシュかキャンディだった。



眠い。
イライラもぼんやりしてる。
嫌な事を繰り返し考えてみる。
理解出来ない事にもう一度向き合ってみる。
やっぱり分からなくてただ、
眠りたいと思う。



「はらしゅくとしんしゅくの間の駅、なーんだ。」
看板の文字の
濁点の消失を
繰り返し思い出してふふんと笑う。
そういった事にすら見出す。
求めている言葉はたぶん、
「す」から始まる。



眠りたい。