後代のマイクロフォン | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言




どうでもいいメールには返事をくれなかったっけ、
あの人は。と思いながらとある人にくだらないメールを
たまに送ってみるんだけどちゃんと返事をくれるから
たまにとはいえメンドクサイと思われているかもしれない。
ちゃんと返事をくれるって分かってるから送ってしまうのかも。
誰でもいいわけじゃない、ただかまってほしくて。



私はあの人を憎んでいるんだろうか。
と最近自問自答してみるんだけど、やっぱりよく分からない。
仕事で贈り物を包む前、必ずラベルシールを剥がすんだけど
右手の人差し指だけ深爪してしまっていてよく剥がせない、
みたいな感じ。
よく分からない。
剥がしたんだけどちょっとだけ残ってしまった、
みたいな感じかも。
続けていれば、
また会えるかもしれない。
くらいに思ってしまっているのかもしれない。



会いたいか会いたくないかすら、よく分からない。
ただ、憎んではいない。
そうなんだと思う。





そして誰もいなくなった、
の勢いで訪問者数が減っているこの場所ですが、
元々ひとりごとでしたので大丈夫です。
一人きりになっても、続けようと思います。
音楽も言葉も、決して止めない。
いや、止まない。

ここにいる、一人の声も。