包む人 | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言




出来るだろう、これくらい。
と挑まれているかのような組み合わせの商品の
包装が連続で入った昨日。



これとこれは物理的にいや、紙的に無理。
とか思いながらもナンノコレシキと臨む。
袋に入れてもバランスが、これとこれだと。
そもそも何故これとこれでなければならなかったのか。
と抱いてもしょーもない疑問が浮かんでは消える。
でもなんとかなっちゃうから慣れって恐ろしい。



贈り物を受け取る誰かのことを想像する。
友達?恋人?家族?親戚?
どんな顔で受け取る?
開けた時の反応は?
暴走する妄想癖。
ひそかな楽しみ。