駄々駄目ダダダ | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言




中学のクラス会



のお知らせが来たけどさっぱり覚えちゃいない。
誰と誰が同じクラスだったのか。
名前も顔もさっぱり出てこない。
連絡取り合ってる人いたら教えて!
とか言われてもこんな調子なので一人もおらなんだ。
こんな具合に誰かは誰かを忘れていくのだなあ。
かつて知っていたけど今は覚えていない、
私を忘れた誰かは何人くらいいるんだろう。
とか出てこない名前と顔を思い出そうと
遠い記憶に手を伸ばしてみたけどやっぱし届かないね。
駄目だこりゃーとなって、少し落ち込んだ。
行かないんだろうな。
行けないんだろうな。





聞き分けの良い子、じゃなくておっさん。
間違った、おばさん。
そうそう、私おばさんなんだけど
おばさんよりおじさんの方がかっこいいような気がして
自分のことおっさんって言いたくなるんだよなあ。
変かな、まあいいか。
聞き分けの良いおばさん。
を目指そうと思ってる。
どうでもいいか。