むかし僕が死んだ家(東野圭吾)
むかし僕が死んだ家
東野圭吾 著
講談社文庫
ミステリ小説です。
登場人物が失った記憶を、様々なヒントを頼りに暴いていきまして、
やっと思い出した驚愕の事実、的なありふれた構成です。
ストーリーについても、本から得られる教訓についても、
とりたてて真新しい発見はありませんでした(僕にとっては)。
おそらく東野氏自身にとっても、渾身の作品というつもりもないでしょう。
詳しくはわかりませんが。
それでも。
読み始めたら目が離せない、続きが気になって仕方がない、
躍動感があって、読んでいる最中主人公に同化して。
こんなに楽しい思いをさせてくれるのは、作家の力量なんだと思います。
とにかく面白い。
今年のゴールデンウィーク、初日の朝に読み始めて、
夕方に読み終えました。
ひとことで言えば、「気味が悪い」話です。
いかにも怨念がこもっていそうな森の中の屋敷(廃屋)を舞台に、
ヒントとなる日記、手紙、絵画、記憶などを頼りにパズルが埋まっていきます。
昔住んでいたらしい家族と周辺の人物たちに何が起こったのか、
幼い頃の記憶をなくした「沙也加」がどのような関わりをもつのか。
「むかし僕が死んだ家」というタイトルも符合して、読後感は爽快・・・
・・・ではなく、やっぱり気味が悪いです(笑)
映画を観る感覚で一読をお勧めします。
東野圭吾 著
講談社文庫
ミステリ小説です。
登場人物が失った記憶を、様々なヒントを頼りに暴いていきまして、
やっと思い出した驚愕の事実、的なありふれた構成です。
ストーリーについても、本から得られる教訓についても、
とりたてて真新しい発見はありませんでした(僕にとっては)。
おそらく東野氏自身にとっても、渾身の作品というつもりもないでしょう。
詳しくはわかりませんが。
それでも。
読み始めたら目が離せない、続きが気になって仕方がない、
躍動感があって、読んでいる最中主人公に同化して。
こんなに楽しい思いをさせてくれるのは、作家の力量なんだと思います。
とにかく面白い。
今年のゴールデンウィーク、初日の朝に読み始めて、
夕方に読み終えました。
ひとことで言えば、「気味が悪い」話です。
いかにも怨念がこもっていそうな森の中の屋敷(廃屋)を舞台に、
ヒントとなる日記、手紙、絵画、記憶などを頼りにパズルが埋まっていきます。
昔住んでいたらしい家族と周辺の人物たちに何が起こったのか、
幼い頃の記憶をなくした「沙也加」がどのような関わりをもつのか。
「むかし僕が死んだ家」というタイトルも符合して、読後感は爽快・・・
・・・ではなく、やっぱり気味が悪いです(笑)
映画を観る感覚で一読をお勧めします。
そんごくう
そんごくう
作者不明、出版社不明
(児童書)
せっかくですので、1発目の本のご紹介は
「そんごくう」でいきたいと思います(笑)
好きなエピソードを、曖昧な記憶で。
孫悟空は周知のとおり、猿です。
中国のどこか田舎で、群れになって暮らしていて、そこの大将でした。
力が強くてすばしっこくて、ボス。
わがまま放題、やりたい放題、美味いもん食って、子分をたくさん従えて。
ある日お猿の大将は気づきました。
「あー、こんな楽しく暮らしていても、いつか寿命が尽きて死んじゃうんだよな・・。」
たしかそんな感じです。
それで孫悟空はがっかりしてしまって、何をしても楽しくなくなって、
毎日塞ぎこんでしまいました。
三蔵法師に出会うまでの、プロローグ的なエピソード。
まあ、全体的に、にょい棒をもって悪い奴をやっつける話に違いありませんが
人がどう生きるか、仏教を背景にした一貫したテーマがあります。
西遊記を噛み砕いて、子供が親しみ易いように作り変えられた本でした。
そうだ、俺もきちんと生きよう!と、読んだ少年(僕)は確かに思いました。
確かに、思った筈です。
記憶が曖昧ですが・・。
物語の孫悟空もしかりですが、
作者不明、出版社不明
(児童書)
せっかくですので、1発目の本のご紹介は
「そんごくう」でいきたいと思います(笑)
好きなエピソードを、曖昧な記憶で。
孫悟空は周知のとおり、猿です。
中国のどこか田舎で、群れになって暮らしていて、そこの大将でした。
力が強くてすばしっこくて、ボス。
わがまま放題、やりたい放題、美味いもん食って、子分をたくさん従えて。
ある日お猿の大将は気づきました。
「あー、こんな楽しく暮らしていても、いつか寿命が尽きて死んじゃうんだよな・・。」
たしかそんな感じです。
それで孫悟空はがっかりしてしまって、何をしても楽しくなくなって、
毎日塞ぎこんでしまいました。
三蔵法師に出会うまでの、プロローグ的なエピソード。
まあ、全体的に、にょい棒をもって悪い奴をやっつける話に違いありませんが
人がどう生きるか、仏教を背景にした一貫したテーマがあります。
西遊記を噛み砕いて、子供が親しみ易いように作り変えられた本でした。
そうだ、俺もきちんと生きよう!と、読んだ少年(僕)は確かに思いました。
確かに、思った筈です。
記憶が曖昧ですが・・。
物語の孫悟空もしかりですが、
死ぬことに気がついたときに衝撃を受けて、
さて、どんな風に生きるか。思考をはじめます。
青春時代のはじまり。
ぼくの場合がそうでした。
子供に読ませるのにお勧めです。
※西遊記に関心のある方はウィキペディアをご参照ください。
ササキコイチの読者生活
ササキコイチです。はじめまして。
僕は本が大好きです。
活字がないと生きて行けない、というほどではありません。
だから、気分が乗らないときは2~3ヶ月書籍から離れます。
それでも、本が大好きです。
人が書いたものですから、先輩達の経験と知恵が詰まっています。
困ったとき、弱ったとき、いつもいつも本に助けられてます。
本を読んで、人に優しくなれたりします。
自分の本棚を眺めると、はああと溜息がでます。
僕だけじゃないはずです。
深夜0時の飲み屋さんで。落ち着いた頃合に
読んだ本の話とかするの、楽しいですよね。
そんなノリで、ここで本の紹介をしていきたいと思います。
また、面白い本があったらご紹介ください。
ちなみに。
生まれて初めて1冊読みきった本は、「そんごくう」です。
小学校3年生の時でした。
大分昔なので作者はわかりません。
あたりまえですが子供向けの本です。
状況を考えて、たぶん、土曜日か日曜日の夕方だったと思います。
読んでる最中、夢中になって、物語の世界から離れたくなくて、
父親からのキャッチボールの誘いを断ったのをはっきり憶えています。