轉輪山明行寺(いなべ市) | 鬼丸のブログ

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主に、城跡・神社かな。

訪問日 令和5年12月14日

 

今回訪問したのは、

いなべ市藤原町篠立766にある「轉輪山明行寺」。

「巡見街道」沿いに位置する浄土真宗大谷派の寺院。

 

当寺は、元々「天輪山真無量寺」という天台宗の寺院であった。

長元年中(1028~1037)に比叡山の案慧和尚が、

阿弥陀如来並びに薬師如来の尊像を護持して、

仏ヶ尾に来られたのが当寺の始まりであるという。

宝治元年(1247)に仏ヶ尾から当地へ移る。

元亀2年(1571)織田信長が諸国の神社仏閣を焼き払った際、

当寺も焼亡した。

元禄元年(1592)、服部石見守の次男左近太夫から

6代後の了意は、大阪よりこの地に戻り、

もとの寺地に一宇の堂舎を再建し、

安慧和尚が護持された阿弥陀如来を本尊とし、

浄土真宗の寺院として開基した。

第五世了恵の時、本山第十五世常如上人から

木仏本像が下付され、その際現在の山号と寺号に改める。

寺宝の蓮如上人御直作御木像が安置されているが、

通常非公開となっている。

 

駐車場の入口。

 

寺院全体の様子。


「参道」。


境内入口付近の様子。

「寺号標」は、道路沿いではなく、ここにある。

 

境内への入口は、「折れ虎口」状のクランクとなっている。

 

案内板。

 

(案内板)

明行寺

 真宗大谷派 蓮如上人御直作御木像

 イチョウの大木 百日紅

 

 

「参道」の階段。

 

「本堂」。

 

「手水鉢」。

 

親鸞聖人御像。

 

「鐘楼」。


 

「梵鐘」。

 

銀杏の大木2本。

 

この日の散策は、「善行」から始まり、「明行」で終わった。