訪問日 令和元年 6月17日
今回訪問したのは、愛西市佐屋町にある「加藤高明石碑」。
佐屋代官所址の北側にある。
加藤高明は 万延元年(一八六〇年)正月
三日 父 服部重文(佐屋代官所手代)・
母 久子の次男として 佐屋で誕生 幼名は
総吉 七歳で祖父と共に 名古屋に 移住し
十四歳で加藤家を継ぎ高明と改名
東京大学卒業後 三菱会社・郵船会社を経
て官界に転じ 特命全権駐英大使・外務大
臣等を歴任 憲政会総裁に推され 大正十三
年(一九二四年)内閣総理大臣に就任 大正
十五年一月国会で演説中に倒れ 同月二十八
日逝去 享年六十七歳 伯爵正二位大勲位
菊花大綬章を授かる
由緒あるこの地(生誕地はここより南方
約百米)に直筆の碑を柚木から移し建立した
平成七年(一九九五)十月
佐 屋 町
懐恩碑(解説板)
故郷を遠く離れて暮らし、故郷を懐かしく
思うとともに、感謝とお礼の意を込めて、
加藤高明伯が揮毫したもの。
平成七年十月
柚木の明教寺から移設
続く。