訪問日 平成29年11月12日
今回訪問したのは、
名古屋市中村区稲葉地本通3-18にある「集慶山凌雲寺」。
臨済宗妙心寺派の寺院。
神明社の南西に位置する。
寺院東側の駐車場にある「寺号標」。
東側からアプローチしたが、本来の入口は南側にあるようだ。
県道68号線(太閤通)に面した「参道」入口に建つ「寺号標」。
「寺号標」下にあった説明書。
(説明書)
この寺は永正年中稲葉地城
主津田豊後守の創建にて南溟
紹化大和尚を開山とす
豊後守は織田信長公の伯父に
あたり天文五年没す
「寺号標」付近から見た様子。
寺院は、南南東を向いている。
「山門」。
「山門」横にある解説板。
凌 雲 寺(解説板)
集慶山と号し、臨済宗妙心寺派
永正年中(一五〇四~二一)稲
葉地城主津田信光(織田信長の伯
父に当たる人)の創建で、南溟紹
化和尚を開祖とする。
織田信長が幼少のころ、この寺
で手習いをしたと伝えられる。
墓地の宝篋印塔には「前豊州大
守泰翁玄凌禅定門天文五年丙申十
月廿八日」(一五三六)とあり、
信光のものであることが知られる。
名古屋市教育委員会
「地蔵堂」。
「山門」前に建つ石碑。
警備犬注意の貼紙。
![凌雲寺13](https://stat.ameba.jp/user_images/20180202/08/sasa-rindou/9e/ca/j/t02200147_1920128014123588529.jpg?caw=800)
「山門」を入ってすぐ左側にある祠。
場所からして、祀られているのは水関係の神(仏)と思われる。
境内の様子。
立派な「鐘楼」。
「手水鉢」。
「本堂」。
「玄関」。
瓦には織田家の家紋「織田木瓜」。
続いて、境内を探索。
仏像達。
石碑。
「織田信長公」の文字が見られるが、
残念ながら、漢文が読めず。(汗)
「本堂」左側にある御堂。
「弘法大師堂」?
御堂の左側(東側)は、墓地になっている。
少々、そちらにお邪魔して、目的のものを探す。
津田信光公の墓。
「當寺開基津田豊後守**
凌雲寺殿前豊州太守泰翁凌公大居士」
二基の宝篋印塔が素晴らしい。
![凌雲寺33](https://stat.ameba.jp/user_images/20180202/08/sasa-rindou/b1/aa/j/t02200147_1920128014123589753.jpg?caw=800)
![凌雲寺38](https://stat.ameba.jp/user_images/20180202/08/sasa-rindou/07/7c/j/t02200147_1920128014123590007.jpg?caw=800)
![凌雲寺37](https://stat.ameba.jp/user_images/20180202/08/sasa-rindou/e4/e1/j/t02200147_1920128014123590005.jpg?caw=800)