訪問日 平成29年10月30日
今回訪問したのは、
大垣市林町3丁目にある「伝池田勝入斎父子之板碑」。
長勝寺の「山門」前にある。
寺院正面付近。
石碑「*傳池田公父子之板碑」。
大垣市指定重要文化財
伝池田勝入斎父子の板碑(解説板)
織田信長死後の天下の覇権を競って、天正十二
年(一五八四)、織田信雄・徳川家康連合軍と羽柴
(豊臣)秀吉軍による合戦が尾張国東部で繰り広
げられました。
大垣城主池田恒興(勝入)らは、三河国に攻め入
ろうと別動隊を率いて進軍しましたが、同年四月
九日長久手で家康軍との合戦となり、恒興とその
嫡子元助らは戦死しました。
恒興父子らの遺体は、恒興の護持仏であった黄
金の地蔵菩薩と共に林本郷村に埋葬の上、石造墓
標(五輪塔の浮き彫り板碑)が建立されたと伝え
られ、その後、"田中地蔵"として尊崇されました。
この墳墓は大正四年(一九一五)紡績工場の建
設に伴い現地に移転されました。なお、板碑は長
久手産の硬質砂岩で造られています。
大垣市教育委員会
周囲の様子。
地蔵菩薩像。
御堂が二つ。
おまけ。