訪問日 平成28年12月23日
今回訪問したのは、大府市共栄町6丁目にある「丸根城跡」。
「丸根城」は、15世紀末に富田左京亮が居城したとされるが、
詳細は不明。
跡地は、比高20m程の丘陵の端だが、
現在、宅地化により、遺構等は全く残っていない。
国道366号線の「梶田町一丁目」信号を西折し、
県道243号線に入り、そのまま西進。
「東新町一丁目北」信号を右折し、
県道244号線を250m程進んだ右側(東側)付近が城跡と言われる。
住宅地から見た景色。
これだけでは、詰まらないので、周囲を探索。
城跡付近から更に40m程北上し、左側の路地を降ると、
背面には、由緒書が刻まれているのだが、
背後の壁が近過ぎて、写真が上手く撮れなかった。(汗)
如何やら、住職の血筋が絶えたので、廃寺となったらしい。
石碑の横には、「富田家先祖代々慰霊之碑」がある。
周囲に富田姓の家が数軒あるので、
やはり城主の富田氏と関係があるのだろうか?
「井戸跡」。
大府市の保存樹木の「シラカシ」もある。
「富田左京亮家次」の名が残るという。