F&FエンターテインメントUNIS、「推しメン」率 第5世代ガールズグループ1位 | 我楽多箱

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K-POP関連の気になった話題をスクラップブック的に綴る気まぐれなブログ。

(コアファンダム①)

 

◎ミュージックビデオの"再生回数""いいね""コメント"の比率で「コアファンダム」

   を測る。
◎"いいね""コメント"比率でBABYMONSTER、ILLITを抑えてUNISが1位登壇

 

 

K-POP IPの人気を測る尺度、それは「コアファンダム」です。誰もが口を揃えて

「ライトファンダム」の拡大がK-POP産業化の持続性の原動力だと言います。しかし、

コアファンダムの構築が先に行われなければK-POP産業化の骨格を成し遂げることが

できないということには異論はありません。最近になって第5世代のガールズグルー

プがK-POP市場に参戦し始めてきて世代交代が進行中です。これら第5世代のガール

ズグループのIP市場を通じて測ることができるコアファンダムの分布も、一般的な

認知度とは大きく違いました。<ニューストマト>が5世代のガールズグループの

コアファンダムの分布を調査しました。

 

 

資料=ニューストマト

 

 

3月末からデビューした第5世代ガールズグループのうち、ミュージックビデオの平均

再生回数が最も高いグループはYGエンタテインメント(122870)のBABYMONSTERと

集計されました。BABYMONSTERのミュージックビデオ(3編)の平均再生回数は1億

6300万回です。続いてHYBE(352820)のILLIT(2編、2400万回)、F&F(383220)エン

ターテインメントのUNIS(1編、1000万回)、THE MUZEエンターテインメントの

RESCENE(2編、500万回)、BraveエンターテインメントのCandy Shop(1編、300万

回)の順でした。
 
再生回数が多い分、「いいね」「コメント」もBABYMONSTERが最も多く、BABY

MONSTERのミュージックビデオの平均「いいね」は211万件、コメントは18万件

に達しました。

 

(左)BABYMONSTER、(右)ILLIT

 

 

しかし、ミュージックビデオの総再生回数に対する「いいね」と「コメント」の比率

を計算すると面白い現象が発生します。この数値を調べた理由は、積極的に意見を述

べるファン層を把握するためです。つまり、関心を持った人の中に「熱狂的なファン」

がどれだけいるのかということです。これは話題性とは別の側面からのアプローチと

いう説明です。
 
第5世代ガールズグループの中で最も忠実な「ガチオタ」の確保率は、先月27日に

デビューした新生企画会社F&FエンタのガールズグループUNISが最も高かったです。

UNISのミュージックビデオの総再生回数に対する「いいね」の割合は3.37%で、

5グループの中で最も高く、圧倒的な1位を記録しました。ILLIT(1.94%)、BABY

MONSTER(1.34%)、Candy Shop(1.25%)が1%台、RESCENEは0.95%で1%を

超えられなかったことを考えると、競合グループを2倍以上リードする数値です。
 
ミュージックビデオの再生回数に対する「コメント」比率もUNISが0.88%で1位を記録

しました。ミュージックビデオの平均再生回数が1億6300万回に達したBABYMONSTER

は、コメント比率も0.11%で2位になりました。ILLIT(0.08%)、RESCENE(0.08%)、

Candy Shop(0.05%)は0.1%の割合を超えられませんでした。

 

UNIS

 

 

業界関係者は「単純にミュージックビデオの再生回数だけが高く、いいね、コメント

数が著しく低いケースをたまに見ることがあります」とし、「"いいね"と"コメント"

の比率が絶対的な数値ではありませんが、いわゆる"ヘビー(コア)ファンダム"の集中

度を測ることができる指標としては見ることができる」と伝えました。

 

(上)Candy Shop (下)RESCENE

 

 

UNIS、強大なファンダムチャンネル認定
 
全世界のYouTubeチャンネルデータを集計する「プレイボード」でもニュース

トマト独自の集計と似たようなランキングを見付けることができました。ミュ

ージックビデオを含むUNISのYouTube映像の総再生回数に対する「いいね」

の割合は5.53%、コメントの割合は0.84%で、第5世代の競争グループの中で

最も高かったです。
 
続いてILLITが5.12%(いいね)と0.19%(コメント)、BABYMONSTERは2.23%(いいね)、

0.10%(コメント)、RESCENEは1.06%(いいね)、0.08%(コメント)、Candy Shopは

0.74%(いいね)、0.08%(コメント)の順でした。 
 
プレイボードによると、第5世代以前のガールズグループチャンネルの平均「いいね」

比率は3.84%、「コメント」比率は0.45%でした。この基準を当てはめると、UNIS

は新人ガールズグループでありながら、堅固なヘビーファンを保有するガールズグル

ープチャンネルと似た形の「いいね」「コメント」比率を示しています。
 
これと関連し、UNISの所属事務所であるF&Fエンターは「国内よりグローバルを狙っ

た戦略が当たったようだ」とし、「特に、国内ガールズグループのグローバルメンバ

ーの中で唯一、フィリピンメンバーを保有しているUNISの拡張性が当たったようだ」

と伝えました。続いて「1億人を超えるフィリピンは英語圏の国です」とし、「英語圏

のコメントを通じ、北米とメキシコ地域のライトファンダムの流入もかなり高いもの

と把握しています」と伝えました。

 

 

(ニューストマト)

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「人気」という数値化が非常に困難で曖昧なものを何とか数値化しようと

いう一つの"試み"として気軽に読んでいくのがいいかと個人的には思って

ます。しかし使用されるツールに応じて様々な数字が生み出されていく様

を見ているとリサーチとしての実用性云々はさておき、様々な角度から

比較して盛り上げていく(煽ってる?)のは面白いなと感じつつ見ています。