もはや"K"のないK-POP新人 2024年のHYBE-SM-JYP-YGの関心は"グローバル" | 我楽多箱

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K-POP関連の気になった話題をスクラップブック的に綴る気まぐれなブログ。

[TENスターフィールド]

 

《キム・ジウォンのヒドゥントラック》
今年芸能大手4社の新人ローンチ戦略は"グローバル"。
HYBE:米ゲッペンレコードと合弁のガールズグループを準備。
JYP:米リパブリックレコードとコラボしたガールズグループを発表。
SM:日本現地戦略基盤のNCTのニューチームを発表
YG:BABYMONSTER、6人のうち韓国人は2人だけ。

 

 

KATSEYE左から:Daniela(米国)、Lara(米国)、Manon(スイス)、

Megan(米国)、Sophia(フィリピン)、Yoonchae(韓国)。

 

 

《キム・ジウォンのヒドゥントラック》
キム・ジウォン10asia記者が歌謡界の裏話まで綿密に調べます。歌謡界イシューの

事実と真実を生々しくお伝えします。

国内エンターテインメント業界の企画会社も、今後は内需よりグローバル市場に

注力する見通しだ。エンターテインメント業界の大手4社と呼ばれるHYBE、SM

エンターテインメント、JYPエンターテインメントはグローバルをターゲットに

した新人を今年準備中であり、YGエンターテインメントは昨年11月に立ち上げた

BABYMONSTERを立ち上げたものの、国内では特に活動せずにグローバルファン

の関心を引くようなコンテンツを公開してきた。

HYBEが公開した今年デビュー予定のチームは現在3チームだ。一番最初に正式

デビューするのは「SEVENTEENの弟グループ」と呼ばれるトゥアス(TWS)だ。

6人で構成されたTWSは、HYBE傘下のレーベル、PLEDIDエンターテインメン

トがSEVENTEEN以来9年ぶりに立ち上げるボーイズグループであり、PLEDIS

がHYBEに所属してから初めてデビューさせるグループでもある。PLEDISは

「TWSは確かなパフォーマンス力とビジュアル、優れた音楽的感覚を持つ6人

の最精鋭メンバーで構成された」と自信を見せた。TWSはボーイフッドポップ

(Boyhood Pop)という独自のジャンルを掲げ、自然で率直な音楽を披露する

予定だ。

 

 

I'LL-IT

 

 

残るもう2つのチームはいずれもガールズグループだ。I'LL-IT(ユナ、ミンジュ、

モカ、ヨンソ、ウォンヒ、イロハ)は、サバイバルプログラム「R U Next? 」を

通じて結成された。I'LL-ITはHYBE傘下のレーベルであるBELIFT LAB所属の

ガールズグループで、多国籍メンバー6人で構成された。LE SSERAFIM、

NewJeansなどHYBE所属のガールズグループが現在歌謡界で勢いを見せている中、

全員センター級のビジュアルで注目されている。HYBEの実験的なガールズグルー

プ、キャッツアイ(KATSEYE)もデビューメンバーが決定した。HYBEとゲッペン

レコードの合同グローバルオーディション「ザ・デビュー:ドリームアカデミー」

を通じて抜擢されたダニエラ(米国)、ララ(米国)、マノン(スイス)、ミーガン(米国)、

ソフィア(フィリピン)、ユンチェ(韓国)など6人で構成された。K-POPシステムを

現地に取り入れた最初の試みで誕生したガールズグループという点が成功の可否に

関心が集まる理由だ。KATSEYEは今年、米国現地でデビューするが、彼女たちの

活動は米国だけに限定されないというのがパン・シヒョクHYBE議長の説明だ。パン

会長は「K-POPに対する尊重も忘れないだろう。韓国は私たちのグループにとって

非常に重要な活動国になるだろう」と明らかにした。

 

 

VCHA:(左下から時計回りに)サバンナ、ケンドール、レクシー、KG、カミラ、ケイリー

 

 

WonderGirlsでアメリカ進出の夢に挑戦したパク・ジニョンのJYPエンターテイン

メントも、グローバルガールズグループVCHA(レクシー、カミラ、ケンドール、

サバンナ、KG、ケイリー)の立ち上げを準備している。VCHAはJYPとユニバー

サルミュージックグループ傘下のレーベル、リパブリックレコードが協業した

プロジェクト「A2K」を通じて作られたグローバルガールズグループ。北米初の

K-POPトレーニングシステムに基づいた新人グローバルガールズグループでもある。

これを陣頭指揮したパク・ジニョンはグループ名を自ら命名し、「ファンと世界に

VCHA(ヴィーチャ)が光を照らす」というチームアイデンティティを表現した。

VCHAは来る1月26日に正式デビューする。彼女たちのプレデビューシングル

「Ready for the World」パフォーマンスビデオは公開一ヶ月で200万ビューに

近づき、彼らに向けたK-POPファンの関心を証明している。

 

 

NCT NEW TEAMフリーデビューツアー

 

 

SMは日本現地戦略をベースに活動するボーイズグループNCT NEW TEAM(仮称)の

プレデビュー活動を進めている。NCT NEW TEAMは、シオン、リク、ユウシ、

デヨン、リョウ、サクヤで構成されたNCTの新チームで、今年正式デビューを控え

ている。SMはこれらのメンバーの抜擢過程をサバイバル「NCT Universe : LASTART

(NCT Universe : LASTART)」で公開し、ファンの関心を誘導した。彼らは昨年、プレ

デビューシングルを発売し、日本9都市24回にわたるプレデビューツアーを開催した。

 

 

BABYMONSTER

 

YGは昨年11月にデビューさせたBABYMONSTERを前面に押し出すと予想される。

YGは昨年末、"グループ活動"に限り、BLACKPINKの再契約問題を終えた。

BABYMONSTERはYGがBLACKPINK以来7年ぶりに出したガールズグループ。

BABYMONSTERは当初7人組で計画されたが、6人組でデビューした。メンバーの

アヒョンが健康問題でデビューが不発になったためだ。BABYMONSTERはルカ

(日本)、ファリタ(タイ)、アサ(日本)、ラミ(韓国)、ローラ(韓国)、チキータ(タイ)

で構成された。6人のうち韓国人は2人だけ。日本人、タイ人をメンバーに構成する

ことで、アジア圏主導の利点を取るためのものと分析される。

デビュー曲「BATTER UP」を発表しただけで、音楽放送出演、ショーケースなど何

の活動もなかった。ただ、YGはBABYMONSTERのYouTubeチャンネルにパフォー

マンス映像、カバー映像、練習映像などをアップし、ファンの関心を引くために努力

している。彼女たちの「BATTER UP」ダンスパフォーマンス映像は2400万ビューに

迫る。今年はBABYMONSTERの"実体"を確認できるか注目される。

このように、今年のエンターテインメント大手4社の関心事は"グローバル"だ。K-POP

システムを取り入れた現地化グループから、外国人メンバーが多いK-POPグループまで。

今ではK-出身とは言い難いグループが新たに登場している。K-POP市場は再び変革の

時期を迎えている。

 

 

(10asia)

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新年あけましておめでとうございます。本年もマイペースで自分の中のK-POP

スクラップブック的な立ち位置でブログの更新を続けていくつもりでいます。

 

新年らしく24年に向けて大手4社の新人グループ戦略の記事が出ていました。

如何にして海外市場を獲得するかが合言葉のようになっていますが、今年は

アメリカへの先鞭をつけようとHYBEとJYPがまずはしのぎを削る展開となる

みたいですね。JYPはワンガ時代からの悲願成就を目指しているのでどう展開

していくのか楽しみです。