2024年7月10日、つまりは昨日、「ウルトラマンの日」ということで
好き勝手に綴ったところ、
そこで言及した『ウルトラ忍法帖』(『ウル忍』)の作者、御童カズヒコさんの
容態が「ギャグにならない」状態であることをXで知りました。
なので勝手ながら、御童カズヒコさん(以下「みどーセンセ」)の回復を祈念して
徒然なるままに記載します。
本山一城さんの『スーパーマリオ』シリーズ、
ありがひとしさんの『ロックマンメガミックス』(及び『ギガミックス』『マニアックス』)、
ほしの竜一さんの『騎士ガンダム』シリーズ、
故・帯ひろ志さんの『がんばれゴエモン』シリーズ、
ときた洸一さんの『Gユニット』『∀ガンダム』などのコミカライズ、
などなど、兎にも角にも10代前半ころに影響を受け続けてきた雑誌が
講談社の月刊誌『コミックボンボン』だったわけでございますが。
赤塚不二夫さん『天才バカボン』で「バカラシ記者」として登場した
五十嵐氏の流れを汲んでか、『コミックボンボン』は楽屋ネタが
『コロコロコミック』『少年サンデー』『少年ジャンプ』などと比べても
ひたぶるに多い月刊誌であり、そこで好き嫌いがはっきりしていたのでしょうか?
『レッツラゴン』ほか、赤塚さんの漫画に欠かせない武居俊樹さんによると、
『サンデー』当時の編集長は楽屋ネタが嫌いだったそうで、それが継承されているのでしょう。
閑話休題。
『ウル忍』はそうした楽屋ネタが他の連載陣と比べても溢れており、そこが
アタシの大好きであった個所でもあります。
みどーセンセもそういうのに精通していらっしゃいました。
レース競技の回で、
「(確か「義賊」でもあるレオに)執筆用の椅子を掠め取られた」だの、
女湯を覗こうとしてマンやセブンに悪態をつかれるだの、
沸苦(フック)をしばらく描写していないから「どんな顔だったか忘れた」として
テキトーにしたり、真っ黒にしたりだの。
あとはそうですね、『へろへろくん』などを連載していらした
かみやたかひろさん(以下、敬意をもって「バかみや」)との絡みも好きでした。
1月号でみどーセンセが描けない事情があったらしく
バかみやセンセが表紙を担当したり、
自動販売機ならぬ「みどー販売機」が双方の漫画に出たり。
作中でみどーセンセが殺害されたときには、作品の行く末について
主人公のマンが、バかみやセンセが続きをやってくれるだろうと言及したり。
今回の記事は、とりもなおさず、みどーセンセの応援になるかな、と思って
「言葉言葉に愛をしたためて」こさえたものであります。
公式ホームページでアタクシごときに返事をちゃんとくださったみどーセンセ、
早くよくなってください!!