悲しみはブギの彼方に | JIROのブログ

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「話しの中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに」だべっていくと思いますが、他人様を傷つけることのないようにしていきたいと存じます。

サザンオールスターズ新曲「サザン恋ブギ」について

ちょっと真面目について書いてみたいな、ということで、

 

Act Against AIDS 2003

「栄光のDISCO & SOUL」を久々に視聴致しましたところ、

 

「恋のブギウギナイト」という一見すると野暮なふうな題名も、

 

輸入された洋楽の邦題を多分に意識されているんじゃないか、

などと思うんですねぇ。

 

 

A TASTE OF HONEY

「Boogie Oogie Oogie 今夜はブギ・ウギ・ウギ」、

 

THE TEMPTATIONS

「Get Ready」

 

THE SUPREMES

「Stop! In The Name Of Love」などの世界観が

 

「恋ブギ」の世界観に

かなり影響を与えている、そんな気がしますねぇ。

 

しかしこういった楽曲は何気なく聴いているつもりでも、

気分がだんだん高揚してしまいますねぇ。

 

アタクシもYouTubeで「恋ブギ」聴き直していたらたまらずに、

缶ビールを常温のまま呑み干してしまったんですねぇ。

 

いやいや、不思議ですねぇ。でも素晴らしいですねぇ。

 

なんで淀川長治さん風なのか、自分でもよくわかりませんねぇ。

 

 

さて、このイキオイで。

 

桑田さんも『ポップス歌手の耐えられない軽さ』

第31回・第32回で

邦題の「潜在力」といったものを題材にしておられます。

 

とりわけ

「You Make Me Feel Like Dancing 恋の魔法使い」

「Where Did Our Love Go 愛はどこへ行ったの」

「You Can’t Hurry Love 恋はあせらず」

 

えもいわれぬ愛おしさがこみあげてくる気が

何とも致しますですねぇ、ハイ。

 

 

そしてこのライブで圧巻だったのは、

メンバー紹介直前の第11曲、

 

なんといってもWILSON PICKETT

「Land Of A Thousand Dances ダンス天国」

でございましたですね、イヤハヤ。

 

桑田さんも大好きな邦題4つに挙げておられますね、

嬉しいですね。

 

振り付けを担当されたパパイヤ鈴木さんをはじめ

大勢のダンサーさんが舞台で一糸乱れぬ演舞を見せてくださいますが、

 

桑田さん、誠さん、そして小倉博和さんが皆さんと

息もピッタリで歌唱&演奏されるんですね、ビックリですね。

 

カースケさんのドラムも胸を熱くさせてくれますし、

顎髭をたくわえていたスガチンさんもカッコいいんですねぇ。

 

桑田さんもマイクスタンド小脇に抱えちゃって歌われるんですねぇ、

痺れちゃいますねぇ。

 

 

それではひとことだけ書き添えていただきますですねぇ。

 

会場で配られたというメッセージカードからの引用ですが、

 

「ディスコからの帰り道、

高揚した気持ちがちょっとクールダウンしたときにでも

AIDSについて考えてみてください。」

 

では皆様、またお会いいたしましょう。サヨナラサヨナラ。