サザンオールスターズデビュー記念日46周年から
1日を置きまして、アタシ自身のブログを振り返ってみると、
もうちょっと落ち着いて書けよ、と
自分で自分にツッコミを入れたくなるわけでございまして。
で、『茅ヶ崎ライブ2023』の頃からずっと、
妄想セットリストで、
歩みを止めたら 明日が遠ざかるだけ | JIROのブログ (ameblo.jp) など、これは2024年想定
原さんには
「ウルワシマホロバ~美しき場所~」を
歌ってほしいなぁと云い続けているのですが、
アタクシの文章を有難くも読んでくださっている
皆々様が、必ずしもサザンファンってことではないでしょうから、
ちょっと簡単に触れてみます。
『あじわい夕日新聞~夢をアリガトウ~』(朝日新聞出版、2013)では
2011年7月15日「ウルワシマホロバ」
2012年4月27日「ももへの手紙」の
記事ふたつで原さんご自身のおコトバでしたためられておりますが、
沖浦啓之監督の長編アニメ作品
『ももへの手紙』の主題歌でございますね。
出演者には美山加恋さん、西田敏行さん、チョーさん、山寺宏一さん、
桑田さんも大ファンである優香さんなど。
この時期の『やさしい夜遊び』で
「『優香グラビア』で着ていたのと同じ水着に
私のサインをつけて送ります」というネタもありました(笑)。
作詞を行っていたそのみぎり、
東北地方太平洋沖地震が発生したこともあり、
「美しき故郷日本への想いを込めて」
「明日からも前を向いて歩いて行こうという想いも込めました」
「想いを伝えることの大切さ」
という原さんの願いを込めて作詞・作曲・歌唱された
この作品。
この記事を書くために改めて聴き直してみましたが、
涙が自然と流れてきてしまいました。
原さんの楽曲においても屈指の傑作。
「♪流れる雲に 心つなぐ歌を乗せて」
かつて『NUDEMAN』で「流れる雲を追いかけて」という
名作もありましたが、
桑田さん曰く「原さんのイメージ」として
「広大な空間が思い浮かぶような、
かつ歌詞は文学的というか、
ぼんやりしているようで明確なテーマを打ち出すというか」
と述懐されているのですが、難しい。
(『これからも、お互い元気に頑張りましょう!!』の記述より)
桑田さんも相当悩んでこう表現したんじゃないのかな、なんて。
アタシの勝手な想像なんですけど、
震災の頃、桑田さんが
「明日へのマーチ」「Let’s try again」などをつくっているときに、
一番身近にいるひと同士でいい刺激を受け合ってできたのではないかな、なんて。
ホント、ひとつひとつの言霊が沁み渡る。
「幸せのラストダンス」に励まされて
結婚を決めた、という桑田さんファンのおふたりを
見た山瀬まみさんがNHKの特番で
「音楽で他人の人生に影響を与えるなんて
まさに神の領域!!」
と語っておられましたが、
そういう意味だと、原さんは「菩薩」だとホントに思う。
衆生を救済するために「下天」した現人神、といってもいい。
「♪明日を夢見て 涙のあとに かかる虹を渡り 歩こう ともに」