前々回の記事で『忍たま乱太郎』及び、忍術にちと言及致しましたので、
今回はアタシの二次創作でしばしば登場する「忍者ライダー」こと、
村雨良・仮面ライダーZXについて述懐させていただきとう存じます。
村枝賢一さんの長期連載『仮面ライダーSPIRITS』で主役となり、
近年の映像作品では劇場版『仮面ライダー大戦』（2014年）や
仮面ライダーギーツ＆仮面ライダーシノビの配信動画（2023年）などで
活躍する機会も増えてきております。
で、アタクシによる解釈で名だたる皆様の猿真似ではない要素がもしあるとすれば、
空中戦ないし飛行or浮遊している相手との戦いに秀でている、ということでしょうか。
『コンパチヒーローズ』のノリで戦わせている二次創作では
＜シナンジュ＞（作中では「ズール・コマンダー」）や
#仮面ライダージオウ #仮面ライダーZX In Celine’s Affections - 翔び慣れた空 - pixiv
『仮面ライダー鎧武』に登場する
邪武ダークネスアームズの暴走形態である巨大な毒リンゴなど、
#仮面ライダーZX #1号アームズ Slash Infernal Conspiracy - sas979 - pixiv
筑波弘・スカイライダーより優勢に勝負を進めているんじゃないかな、なんて。
と申しますのは、
植物学者でいらっしゃる稲垣教授のお書きになった
『仮面ライダー昆虫記』（東京書籍）によると、
仮面ライダーZXはゲルショッカーの合成改造人間技術を復元・強化した
「THE CROSS」の略称からコードネームが決定されたのではないか
（稲垣氏によるとカミキリムシとタガメの能力を併せ持つ、らしい）
という説があり、拙作ではそれを踏襲（要はパクり）しております。
で、ゲルショッカー怪人の特徴としましては、
ガニコウモルやネズコンドル2号をはじめ、
空中戦に突出した構成員がやたらと多い。
そもそも、ゲルショッカー戦闘員たちの段階で
けばけばしく塗られた扁平な兵装によって
（もしくは戦闘員たちそのものの「変身」？）
浮遊して奇襲をかけることが可能だし。
（その代償として過剰なドーピングなしだと3時間で炎上する）
バダン帝国の主戦力は
三影英介・タイガーロイドをはじめとした
「UFOサイボーグ」なので、
（とはいえ、どこがUFOなのかさっぱりわからん。
『新SPIRITS』では一貫して「バダン強化兵士」）
その指揮官として訓練されていたのであろう村雨良には
卓抜した対空戦能力がもともと仕込まれていたのではないかしら、なんて。
ちなみに「忍者ライダー」らしい技量としては、
「怒車の術」、「比翼の術」（変わり身の派生）、
「秘技・十字撃ち（クロスラインショット）」
（『伊賀の影丸』からのあからさまなパクり）
くらいですかね、ハイ。
なおかつ余談ながら、ZXという名前が公表された
『石森章太郎のオールナイトニッポン』では
神谷明さんが村雨良を演じていたとのことで、
そういった人物造形も二次創作で可能だったのかしら、とか。
でも仮面ライダー響鬼に「キン肉バスター」
（正確に言うと「ペルフェクシオンバスター」）
使わせる暴挙には既に出ていたからいいか、かしこ。