昨日は、出雲駅伝が行われ、学生3大駅伝の火蓋が切られました。


駒澤大学の優勝おめでとうございます。
各ランナーが満遍なく速く、レベルが違う強さでした。
青学が作った2015年大会記録も、軽く塗り替えられました。



青山学院大学は、残念ながら4位に終わりました。
3区までは「行けるんじゃないか」と思っていたのですけど、残念な結果でした。
言っても仕方がないのですが、岸本君と佐藤一世君の不在が響いたのかもしれません。



青学の選手の走りを中心に振返ります。


1区 目片君(4年)
正月の箱根と同じく中央・吉居選手が飛び出しました。
後続ランナーが迫ってきたことに気づき振返り、ギアを上げたところからは、本当に速かったです。
青学は3位通過で、1位・中央と13秒差、キッチリとレースを作ってくれました。


2区 横田君(4年)
相変わらず、独特の右手の運びです。
その青学・横田くんは4位で、1位・駒澤と19秒差でした。
駒澤のスーパールーキー・佐藤君が区間新を出しましたから、差が開いたのも致し方なし…。
6人も区間新を出し、横田君もそのうちの一人です。


3区 近藤君(4年)
駒澤・田澤君がトップで襷を受けたので、逆転は無理だろうと考えざるを得ませんでした。
1秒でもトップ・駒澤との差を縮めること、順位を2位まで持って行くことが近藤君に課せられました。
2位通過で、1位・駒澤と20秒差でした。
順位を上げましたが、1位・駒澤との差は1秒開きました。
駒澤のエース田澤君が区間新ペースで走り、それに1秒差開けられただけですから、誤差の範囲です。


4区 志貴君(3年)
箱根1区では粘って好走した志貴君ですが、昨日はブレーキになってしまいました。
青学は、ここで順位を大幅に落としました。
4位通過で、1位・駒澤と56秒差まで開きました。
既に卒業した梶谷君と同じく、1区などの競り合う区で力を発揮するタイプなのかもしれないです。
残りの区間数が2つであることと距離を考えた時、優勝は絶望的に…。
志貴君!全日本、箱根で悔しさを晴らそう!


5区 田中君(2年)
田中君は、3大駅伝デビューでした。
4位あたりになると、テレビ画面に映る機会も少なく…。
結果は4位通過で、1位・駒澤と1分22秒差でさらに時間差が開きました。
4位以下のグループから飛び抜けてフィニッシュしたことは自信になるでしょう。


6区 中村君(4年)
箱根のMVPは、力を発揮する機会に恵まれませんでした。
抜かれることもなく、抜くこともなく…。
結果は4位で、1位・駒澤に1分46秒差でした。

駒澤だけでなく、國學院・中央の後塵を拝しました。



全体的に、青学は力負けかなと…。
順位を4区で落としましたが、他の区でも駒澤の各ランナーにタイムで勝てませんでした。
この時点で言ってはいけないのかもしれないですけど、一番勝って欲しいのは「箱根」です。
昨日の悔しさを胸に、ここから全日本大学を経て箱根駅伝に向けて、調子を上げて行ってほしいです。