昨夜のアウェイ名古屋戦の延期試合…
個人的には、相手クラブに対して良い感情を持てませんでした。
ですけど、いつ試合が開催されようと、勝点3を獲らなければ優勝に近づけないわけで…。



川崎 1-1 名古屋



試合内容からして、妥当な結果だと思います。
もっと言えば、最後の名古屋の攻撃を考えると逆転されなくて良かったという感じかも…。



川崎フロンターレは、先発メンバーもベンチメンバーも全く変えませんでした。
鬼木監督らしいといえば鬼木監督らしいです。
それにしても、大島選手は…。

名古屋のベンチメンバーは、GKとピッチメンバーを2人ずつぐらいにするかと思っていましたが(冗談)。



前半

川崎はボールを持てましたけど、シュートまで行けず…。

ゴール前には、多くの赤いユニフォームの選手がいて、名古屋は守備が固いなぁと感じました。

川崎はセットプレーぐらいでしか得点出来ないのではないかと思って見ていました。

そんな矢先の41分、橘田選手へ良いボールが入ったビッグチャンスでしたが、枠を捉えられず。

もどかしい前半でした。



後半

56分、マルシーニョ選手がボールを奪取し、一人で持って行ったループシュートは外れました…残念!

61分
橘田選手が名誉挽回のゴール!
名古屋による知念選手のハンドのアピールは分かるような気もしましたが…。

前節と同様に、鬼木監督はなかなか選手を替えなかったです。
替えなかったというより、替えられないのでしょう。
先発メンバーとベンチメンバーの戦力差が大きいのでしょうね。

前節もそうでしたけど、チャナティップ選手の起用はどうなっているんでしょうね。
昨日のような試合展開で、MFとして最後まで使われないのはどうなのかなと…。


それと、夏の補強がなかったことが響いているようにも思えます。

74分、川崎のCKのピンチから、クリアしたセカンドボールを決められました。
あれには、GKチョン ソンリョン選手は反応できないでしょう。
相手のシュートが見事だったと受け止めるしかないです。

78分、脇坂選手が負傷交替。
次節は、少なくとも先発出場は厳しいかもなぁ…。
加えて、山根選手は警告の累積で出場できず…。

後半は、名古屋の選手の方が動けていました。
川崎は交替で入った選手が機能しない…。
ギアが上がらないどころか、全体的に疲れが見えて、それを見て取った名古屋の選手が「行けるぞ」と勢いづいているように見えました。

ロスタイムの直前、遠野選手はあの位置で手を出すのはどうかと思いました。
危ないFKでしたよ。
FKのボールがジェジエウ選手に当たりましたが、一つ間違うとそのままゴールに吸い込まれてもおかしくなかったです。



この試合に辿り着くまで、いろいろな思いがありました。
川崎が勝たなければならない試合だと思っていました。
にもかかわらず、後半は名古屋の選手の方が「勝たなければ」という思いが強かったように見えました…。




昨年までは、川崎は連戦でも選手層の分厚さで勝ってきました。

鬼木監督がやりくりできるだけの駒が揃っていたのでしょう。
今年は連戦になると、一気にしぼみます。

先日の湘南戦、そして昨夜の名古屋戦が顕著でした…この2試合が後に述べる首位マリノスとの勝点差になりました。


選手・スタッフの皆さんが一番悔しい思いがあるはずです。

次の試合がすぐ来るので前を向いてほしいです。
それにしても、中2日での次の試合…勝利を義務付けられる中で、かなりタフな試合になりそうです。



首位・マリノスは勝利し、残り6試合で勝点差が5に広がりました。
一歩後退です。



最後に…

試合終了後、川崎のゴール裏で横断幕を掲出したとのことです。

それを出すことで何か変わるだろうか?

川崎フロンターレのサポーター全体の見られ方を悪くしないだろうか?

一言だけ…やめて欲しかったです。