昨夜の3連戦初戦のホーム広島戦…
川崎フロンターレは、勝利でスタートを切ることができました。
川崎 4-0 広島
川崎フロンターレは、大島選手と車屋選手が不在でした。
その関係でしょうが、佐々木旭選手が久しぶりに先発メンバーに名を連ねました。
一方のサンフレッチェ広島は、これまでのリーグ戦で先発出場の機会が少ないメンバーが名を連ね、また出場停止の選手もいました。
詳しく確認はしていませんが、どうやらフレッシュな選手で試合に臨んだ模様です。
そのせいか、天皇杯から中2日でしたが、思いの外、動けていたと思います。
少なくとも、川崎が湘南戦で苦しんだ時より、動けていたでしょう。
前半
川崎は広島の前線のプレスに苦しみます。
最終ラインでボールを回すことが多く、GKチョン ソンリョン選手のポールタッチの回数が多かったです。
ジェジエウ選手がイエローカードを貰ったのも、川崎・佐々木選手が広島の選手のプレスを受けボールを前に出せず、苦し紛れにボールを横に出したところからのピンチのように見えました。
佐々木選手は全体的には、攻撃時に深い位置まで攻め込むナイスプレーが多かったです。
ゲーム開始時の川崎は劣勢とまでは言いませんが、苦しい立ち上がりだったと思います。
33分
ボールを回しに回して、最後に家長選手が決めました。
家長選手は左サイドにいることが多かったのに、いつの間にか右サイドに帰っていました(笑)。
佐々木選手の鋭角のクロスが良かったです。
この時間帯、川崎がボールを回していた時、「シンプルに入れようよ」と私は一人でほざいていました…失礼しました。
直後の脇坂選手からマルシーニョ選手へのパスが見事で、あれが決まっていたら、試合を決められる可能性が高かったと思います。
あのシーンは、広島のGK大迫選手がナイスセーブでした。
1点リードで折り返せたところは良かったですね。
後半
58分、左サイドの攻撃で、脇坂選手からマルシーニョ選手へのパスを家長選手へパスを送るも決めることができず…。
59分
流れるような攻撃で、最後はマルシーニョ選手が脇坂選手へアシストし、体を一転して決めました。
直前のシーンで決めることができなかったので、「ちょっと嫌だなぁ」と思っていた直後の得点です。
この得点で勝利の可能性が高まりました。
68分
PKを現在のエース・知念選手が決めました。
広島・GK大迫選手にコースを読まれていたようですが、勢いがありました。
66分、そのPKのチャンスをもらったシーン…
相手選手が脇坂選手の足を引っかけましたが、「仕方ないプレー」だったように思います。
残り時間を考えると、の3点目で勝負ありかな…。
78分
マルシーニョ選手のシュートをGK大迫選手が弾いたこぼれ球を、家長選手がとどめを刺しました。
あの手のボールに対して、キッチリとゴールネットを揺らすのって凄い…お見事でした。
3点獲った後、次は中3日での試合なので、早目に交替をさせても良いのではと思って見ていました。
最初の交替が84分ですから、かなり引っ張ったかなと…。
以前、秋田豊さん(現・岩手監督)が解説で、「試合で一番しんどいのは最後の10分。ここだけでも替えてもらえると随分違う」とおっしゃっていました。
気になったのが、チャナティップ選手です。
久し振りにベンチに入ったことは喜ばしいです。
ですけど、これだけ短い出場時間(後半ロスタイムの1~2分程度)ということは、コンディションに問題があるのかなと…。
次節、ベンチに入らなかったら、昨夜はプロモーション(フロンパークが母国・タイのイベント)絡みでのベンチ入りだったのかと見てしまいそうです。
いまこそ、彼のようなドリブラーの活躍を期待しているのですけど…。
昨夜は、好調・広島を相手にほぼ完勝することができました。
広島は連戦中でのメンバー構成でした。
素直に勝利を喜びますけど、相手の疲労やメンバーを考えると大喜びすべきではないかもしれないです。
個人的に、今年の広島は少なくともタイトルを一つは取るのではないかと思っています。
頑張ってください。
昨日、試合開始の数時間前、JR川崎駅前の北口(フロンターレのポスターがたくさんあるコンコース)をユニフォームを着た広島のサポーターさんが歩いていらっしゃいました。
JR川崎駅は、フロンターレの試合があっても、アウェイのサポーターさんを拝見する機会はほとんどないです。
簡単に言いますと、アウェイサポーターさんにとっては素通りの駅です。
「今日はゲームがあるんだ」という思いになれて、ちょっと嬉しかったです。
ところで、首位・横浜FMは福岡に勝利しました。
(福岡には申し訳ないですが)想定内です。
最後に…
広島の監督、シブくて格好良かったです。
同い年みたいなんですけど、何から何まで違い過ぎる(苦笑)。