リスキリング(学び直し)についての記事です。
8月15日の日本経済新聞朝刊からご紹介します。

 

 

日鉄、学び直しへ3年休職制度
博士号取得を後押し

 

 

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日本製鉄はリスキリング(学び直し)を進める社員に対し、最長3年間の休職を認める制度を始めた。博士号の取得などを視野に入れた制度で、社員は大学院などに通いやすくなる。世界に比べて遅れていた日本企業の学び直しの選択肢が多様になってきた。

国内製造業の代表格である日鉄が長期の休職制度を設けることで、産業界全体の学び直しが加速する可能性がある。

日鉄は2022年度、最長3年の休職を認める新制度を採り入れた。これまでも会社側が必要資金を負担する形の留学制度はあったが、対象社員数は限られていた。新制度はより幅広い社員が対象になる。休職中は無給だが、意欲のある社員が学び直ししやすくなる。

高齢化などを背景に定年年齢は上がっている。新制度では学び直し後も日鉄本体で働いてもらうことを前提としつつ、長期のキャリア形成にも役立ててもらう。全社員を原則対象とするが、業務と無関係の学問分野など休職が認められない場合もある。

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