昨夜の浦和戦…


先発メンバーおよびベンチメンバーを見て驚きました…「非常事態」でした。


7人登録できるベンチメンバーには、なんとゴールキーパー3人(←通常1人)とフィールドプレイヤー2人(←通常6人)の計5人のみ…。
先発メンバー11人とベンチメンバー7人の計18人で試合するところ、川崎フロンターレは16人でゲームに臨みました。
ある意味で、「J」の歴史に名を残したかもしれません。


この態勢でもゲームに真摯に向き合った姿勢について、誇りに思います。

鬼木監督をはじめ、現場のスタッフ・選手の皆さん、お疲れ様でした。



「二十四の瞳」をもじりまして、タイトルは「三十二の瞳」と題してみました。

現場には誇りを持ちましたよ。



新型コロナの影響は物凄いことを、あらためて思い知らされました。


先発メンバーを見て思ったのが…
出場すべき選手はキチンと陰性反応になるもんなんだなと…。

決して悪い先発メンバーではなかったです。


ベンチメンバーを含めて、最後まで諦めずによく頑張ったと思いますし、その頑張りについても誇りに思いました。
頑張る姿を見ていて、涙モノでしたよ。
負けてしまいましたけどね…。

メンバーに入っていない選手はすべて、陽性判定または濃厚接触者ってことですか?
ケガの大島選手、代表に招集されていた山根選手を除いて…。
当日の検査で、さらに増えたのでしょうか…。

大島選手の怪我の際、「またかよ」と思ってしまいました。
昨日のメンバーを見て、「何をやってるんだよ」と思いました。



前置きが長くなりましたが、少ないメンバーで試合に臨まざるを得ませんでした。



結果は…

川崎 1-3 浦和



前半

4分
早くも失点…
新型コロナによるメンバー不足の影響が出てるのでしょうか…。

そんなわけありませんね…この時間帯での失点は、言い訳に出来ないです(苦笑)。

17分
またもや失点…
1失点してから、流れは川崎に来てチャンスはありましたけどね。

ここで、「やはり難しいか」と諦めムードに…。

この2失点目直後は良くなかったですが、時間の経過とともに、また川崎がボールを持ちます。
「ボールを持たされている」ようには見えなかったんですけど…。
川崎が「ボールを持っている」んですけど、うまく行かない…。

川崎にとっては、試合展開だけでなく、すべてにおいて重苦しい前半でした。
そりゃ、そうなりますよね…。



後半

2点差のビハインドがあっても、初めての交替は73分。
これじゃ、鬼木監督も采配を振るえませんよ。

78分、山村選手をフォワードで投入。
これ、見てみたかったんです。
今後の良いオプションになってくれればと期待がありました。

80分
PKでしたが、もしかして行けるかと思える家長選手のポーカーフェイスの反撃弾。
1点差となりました。

85分
関根選手の超鋭角のクロスを岩尾選手がよく詰めていました。
川崎には一瞬のスキと言いますか、空間ができましたが、諦めもつきますわ。


最後の方は、川崎には意地というか良いシュートがありました。

残念ですが、力負けです。



首位決戦は、横浜FM 2-0 鹿島。
何と申しましょうか…徐々に先が見えてきましたね。

川崎の順位は、暫定5位まで下がりました。



ここからは、多少「毒」がありますから、耐えられる方だけ…。

率直に申しますが…
今回の陽性判定者続出の理由って、7月23日(土)のファン感の開催のせいじゃないですか?
その頃、神奈川県でも「BA.5」は猛威を振るっていました。

ファン感の開催と選手の陽性判定者の多さの因果関係は証明できませんが、そうでないことも証明できないでしょう。

コロナが蔓延して約2年半、社会通念上、人が集まると感染しやすいことは言えると思います。



首位・マリノスさんは同日に予定されていたファン感(トリコロールフェスタ)を開催延期しました。

そして、2位の鹿島に完勝しました…そりゃ、たまたまかもしれませんけど。



川崎も開催の可否を検討したと思います。

最近はイベントを開催すべきか中止すべきかの判断は難しいと思います。

直近で言うと、パリ・サン=ジェルマンのジャパンツアーは開催されました。

私も参戦しました。


申し上げたいのは、リーグ戦とルヴァンカップは続いていることです。

本気で3連覇などを狙っているなら、選手の陽性判定者の増加を予測して、ZOOM開催などに変更は出来なかったでしょうか。

あるいは、マリノスさんと同じく延期にするとか。

わざわざ舞台を設営してマスクを外して歌を歌うのは、時期的にどうだったんだろうと私は思います。



昨年だかの風呂上がりの飲み会と思しき写真の掲載といい、川崎はこのあたりのノリが緩い感じがします。

みんなで楽しむのは良いことですが、「時と場合」をもう少し精査された方が良いのではないかと思うことがあります。



川崎はベンチ入りメンバーが少なかったから、昨夜の試合で負けたという因果関係は証明のしようもありません。
だけど、常に100%で戦える態勢を整える努力をしてほしいです。


新社長さんには、陽性判定者増加の理由は語らなくて良いので、昨日のような態勢にならざるを得なかったこと、そして今後の展望について声明を出して欲しいです。

いまこそ、一体になるためにも…。

ファン感でギター弾きながら気持ち良さそうに歌っていたので罰は悪いと思いますが、それが社長の仕事じゃないですか?

終わったことを言っても仕方がないですが、いまこそ、100%の体制で試合に臨める環境を一番に考えていただきたいです。



耳が痛いことばかり言って申し訳ないです。
3連覇とルヴァン優勝をサポーターは期待してるからこその「苦言」と受け取っていただきたいです。


ここからのルヴァンC大阪1stレグ-リーグ戦マリノス戦-ルヴァンC大阪2ndレグの3連戦は、最大の山ですし、大きな期待感を持っています。

まず、試合が出来るかが心配ですが…。