一昨日のパリ・サン=ジェルマンvs川崎フロンターレ…


行く前は、「こんなに大枚をはたいて…」と思っていました。

こういうドリームマッチの価値は、プライスレスですね。

娘がフロンターレにはまっていなければ、絶対に行っていなかったです。
いまは、行って良かったと思っています。



国立競技場へ初めて行けたということ…

いつも「おらが町の代表・川崎フロンターレ」の試合ばかりを見ている私です。

この試合の私の座席の周りには海外サッカー好きな方が多くいました。
同じサッカー好きとは言え、自分とは異なった層のサッカー好きの方々です。
そういった方と時間と場所を共にすることで、サッカーファンの幅の広さを感じることができたこと…

私にとっては、今シーズン初めてのフロンターレのゲーム参戦であったこと…

大きくは、この3点が良かったことです。



それらに絡めて、一つ忘れてはならないことがあります。


この国立競技場は、言うまでもなく2020年の東京オリンピックのために造り上げたものです。


建設をしている際、工程管理を担当していた若い男性社員が長時間労働により命を失いました。
当時は、報道で大々的に取り上げられましたから、ご存知の方もいらっしゃるかも?
これだけ大きな建設物ですから、それ以外にも負傷による業務災害も多くあったことでしょう。

仕事柄、この辺りのことがとても気になるのです。


夢のような試合を楽しめたのは、そういった方のご尽力があったからこそということをあらためて感じました。


国立競技場に限ったことではないのでしょうが、楽しさの陰にはそういったご尽力があるのだと感謝の気持ちを持っておきたい…そのように思いました。