昨夜のガンバ大阪戦…
これまで、なかなか見せられなかった川崎フロンターレの意地…それを見せてくれた一戦でした。



川崎 4-0 G大阪



ガンバさんにはお気の毒ですが、チーム全体のコンディションの差で、ピッチに立つ選手層にも差がありました。

残留争いに巻き込まれているクラブ相手に、しかも80分もの長きにわたってプレイヤーの数的優位がありました。
最近は結果が出ていない川崎ですけど、この試合で勝点3を獲らなければ、いつ獲るんだいうものでした。


川崎の先発メンバーは、鳥栖戦の先発メンバーをスライドさせたのでしょうか?
モチベーションを下げないためにもそうしたのかなと、私は思ったのですけど…。

大島選手の名前がない…。
現段階では、理由は詮索しない方が良さそうな…。



試合前と後の寺田周平コーチのインタビュー、とても落ち着いていました。
寺田コーチって、良い高校を出てるんですよね。
外見も相変わらず格好いい。



前半

6分
チャナティップ選手が浮き球を出し、受けたマルシーニョ選手がワンタッチで中へ入れ、ダミアン弾!
マルシーニョ選手による右足で右方向へのワンタッチクロスは、三笘選手のプレーを彷彿させられました。
シンプルな攻撃で、早い時間帯に、しかも一番決めてほしい人が決めました。
川崎としては、最高の立ち上がりでした。

7分 ガンバの選手が一発レッドで退場。
スライディングでボールに触った直後、足をたたんでいれば良かったのでしょうが、逆に足を上げました。
あのプレーでは、レッドカードは仕方ないと思います。

「これだけのアドバンテージがあって、勝点1で終わったらどうしよう」と、まだ心配でした…。

20分
今度は逆に、ダミアン選手がアシストでマルシーニョ弾!
レアンドロ ダミアン選手の間をとったアシスト、上手かったですね。
ここでグンと勝利への確信が高まりました。

30分
久し振りに先発した左SB佐々木選手からのクロス(あるいはパス?)を、脇坂選手が左足でコントロールしてゴールを決めました。
距離がありましたけど、勢いよく決めましたね。

その後も、レアンドロ ダミアン選手が何度もゴールに襲い掛かりました。
これまでのゲームでは、レアンドロ ダミアン選手のボールタッチの回数が少なく心配していました。

昨日は、よくボールに触っていたので喜ばしいです。

36分
コーナーキックから家長選手が、レアンドロ ダミアン選手のお株を奪うようなバイシクルゴール!
しかも、効き足と逆の右足で…。
このゴールはお金を払って見る価値があるスーパーゴールでした。

ここまでの前半の得点差は予想外でした。



後半

怪我することなく、カードを貰わず、できれば1点獲れれば十分かなと…。

得点差があったため、良い意味で後半の観戦への緊張感が削がれました。
食器の洗い物をしたり、筋トレしながらの「ながら観戦」でした。

74分、右コーナーキックから、レアンドロ ダミアン選手が頭で触った後の佐々木選手のシュートがサイドネットを揺らしました。
試合は決まってはいたものの、あれは決めて欲しかった。
少なくとも、枠は捉えて欲しかった。
0-0の展開だったら、絶対に決めなければならないシーンでした。

 

前節セレッソ戦でのロスタイム直前、大島選手からのクロスを宮城選手がヘディングで決められませんでした。


こういうところを決めるか決めないかが勝点に影響することがあるでしょうし、もっと言えば彼らの出場機会にも影響を与えるのだと思います。

78分、お帰り!ノボリ!
結果が出ていない時、精神面で必要な選手だと思っています。

同時に投入された小林選手はニコリともしていませんでした。
絶対に得点するという気持ちの強さですね。



ゲームを終え、久し振りのクリーンシートです。
欲を言えば、後半に1点獲れれば良かったですが、いまの川崎は「勝つこと」に意義があると思っています。

シーズンが終わって、「ホーム鳥栖戦がコロナですっ飛んで生き返ったよな」と言えるようになれば良いと思うのですけど…。



登里選手と知念選手が復帰。
大島選手はちょっと心配。
ジェジエウ選手の復帰は間もなくでしょうか?



今日戦う上位陣のクラブにプレッシャーをかけられれば良いのですけど…。

川崎フロンターレは、追撃態勢が整いつつあります。