昨夜のアウェイセレッソ大阪戦…



川崎 1-2 C大阪

 

 

 

俗に言う「シーズンダブル」を食らいました(涙)。



先発メンバーに山根選手が名を連ねていたのでホッとしました。
知念選手はやはり怪我ですかね…心配です。



前半

4分
脇坂選手と家長選手が立て続けにシュートしたものの、得点にならず…。
決められなかったことを責めはしません。
だけど、「こういうツキの無さが、今年のフロンターレらしさだな」と感じざるを得ません。

その後、川崎ペースながらももどかしい時間が続きました。
CF小林悠選手へ良いボールが入り、シュートまで持っていけていましたから、そのうちに…と思って見ていました。

36分
コーナーキックから、谷口選手が頭でドスンと決めました。
前節ではアシストを決め、今節は自分でゴールを決め、しかも男前のディフェンダー。
試合を見ていて、「今日は流れから獲るんだろうなぁ」と思っていましたが、セットプレーでの得点…。
ド素人の予想は、全く当たりません(苦笑)。

 



後半

 

2点目を先に獲れるだろうか?

早い時間帯に追いつかれると、やられそう…。

後半開始時点で、そのように思いました。


53分の車屋選手のハンド疑惑のプレー。
私は、PKだろうと思いました。
主審が荒木さんだったので、もしも谷口選手だったらレッドカード&PKだっただろうと娘と冗談で話していました。

そんな冗談を言えるのですから、この時点ではまだ気持ちに余裕があった証拠です。

59分、長いFKを頭で決められ、失点。
ゴール前で両選手が入り乱れ、川崎の選手が先にボールに触ることができませんでした…。
磐田戦と同じような展開(涙)。

しかも、追いつかれる時間帯が早い…。

65分、同じようなFKのチャンスを与えましたが、今度は守り切りました。
失点するまで川崎ペースだったと思いましたが、勢いづかせてしまいましたね。
試合中、画面に表示されるスタッツでは、セレッソのボール支配率の値がジワジワと高まってきました。

ボールを繋ごうとする川崎に対し、ロングボールを前線の外国人選手に当てようとするセレッソ。
後半、疲れが溜まってくる時間帯には、後者の攻撃スタイルの方が適しているのではないかと…。

75分、チョン ソンリョン選手の好セーブの後…
79分、佐々木選手から小林悠選手へのクロス…正直、「決まった!」と思いましたが…。

ロスタイム前の時間帯、相変わらず右へ左へボールを回す川崎ですが、途中出場したレアンドロ ダミアン選手に当てるようなクロスを放り込めばいいのにと思って見ていました。

89分、カウンターから大島選手が右サイドからダイレクトクロスを上げるも、宮城選手のヘディングは枠を捉えられず…。
宮城選手が相手選手と重なった感じになったため、精度が落ちましたかね。

これは惜しかったですし、はっきり言いますと、決めて欲しかった。
だけど、この時間帯であのような攻撃ができるようになったのは進歩かなと思いました。

90+2分、またもや長いFKを決めら、勝負あり。
「このFKで仕留められるな」と思ったら、案の定…。
オフ・ザ・ボールのところでファールを与えたこと自体に問題があるような気もしますが…仕方ないのかなぁ。



試合結果は、絵に描いたような見事な逆転負けでした(苦笑)。

川崎は、先制点を獲ってからも攻めあぐねていました。
追いつかれたところで「きっと逆転されるんだろうなぁ」と、サポーターとして考えてはいけない妄想が浮かびました。
申し訳なく思っていますが、その通りになったことも事実です。


とにかく勢い(?)がないところが一番モヤモヤしています。
勢いがないのか?それとも、元気がない?躍動感?勝利への執念?
何と言えばいいのか分からないのですが、選手・スタッフ全体がテンパっているように見えます。

先制しても、自信なさげな…。


開幕当初は得点力が無くても、虎の子1点を守り切り勝ちました。
中断期間に入る前は、その1点が獲れなくなりました。
中断明けからは、1点獲れるようになりましたが、守備が我慢できなくなりました。
守備については、磐田戦・セレッソ戦の3失点はすべてセットプレーからなので、改善の余地はあるのかもしれませんけど…。


とにかく、今シーズンは攻撃力が課題ですね。
大島選手が復帰して良くなっていると思います。
昨日のセレッソ戦も、前節の磐田戦も前半は良い出来でした。
実際、先制点を獲れています。

と言っても、両試合ともにディフェンダーによる得点ですが。


先制してから畳みかけられないところと、後半途中から防戦一方になる傾向にあります。
その展開で、追いつかれます。

いまの川崎の実力でしたら、相手チームは先制されても怖くないと思えてしまうでしょうね。



昨夜、上位陣はすべて勝ちました。
首位・マリノスは中断明けの3試合で勝点9を上げましたが、川崎は勝点4。
現時点で、勝点差は「6」に広がりました。
得失点差を考えると、勝点差は「7」と考えておいた方が良いかもしれないです。


特に、直近2試合では、先制しながらも勝点は1。

3連覇…黄色信号、いや赤信号が灯り始めたように思います。

 

昨年までは、「修正力」のあったフロンターレですが、今年は見られません。

1年でこんなにも変わるものなのでしょうか?

勝てないのですから足りないのは「技術」なのでしょうが、とにかく「勢いが欲しい」…そんな感想を持ちました。


もう一度、山場は来ると信じています。



ルヴァンカップの準々決勝での対戦相手はセレッソ大阪なんですね。
ドロー(抽選)があったこと自体、まったく知りませんでした(苦笑)。