3週間ぶりのJリーグ…
キックオフ前は、楽しみな気持ちと怖い気持ちが交錯し、何とも言えない気分でした。

結果は、勝ちました!
二度リードされましたけど、根拠はないのですが負ける気はしませんでした(…キックオフ前の気持ちと矛盾)。
「きっと、やってくれるだろう」という期待というか、信頼というか…。



川崎 5-2 札幌



スコアを見ると、本当に「川崎らしい」です。
今シーズン初の3得点以上です。
お得意の大量得点できるまで、時間がかかりました。

試合内容は、5-2ほどの楽なものではありませんでした。
あくまでも「結果的に…」というものです。
前半に追いつけたところが一つのポイントだったと、私は思います。



キックオフ約2時間前(いつもより少し遅め)、LINEで届いたスタメンを見た時、3バックかと思いました。
そう思ったサポーターさんは、多いと思うんですよね。

試合が始まると、4-3-3の「スタイル」は変えず、各ポジションにアサインする「選手」を変えていることを確認しました。
橘田選手を左SBに起用しましたね。
「目指せ!第二の旗手選手」でしょうか、古くは風間監督が田坂選手をSBに起用したこともありました。

怪我で離脱していた大島選手とチャナティップ選手が戻ってきたことは嬉しい限りです。
大島選手は、見ていてもやっぱり上手い。
チャナティップ選手がチョコチョコっとボールを前へ運ぶプレーも見ていて気持ちが良いです。

そして、前線3人のうち、2人(レアンドロ ダミアン選手とマルシーニョ選手)を変えました。
「これまでの16試合は何だったんだ」と思えるほど意外でした(笑)。
ネガティブには捉えていませんが驚きです。
3週間あると、いろいろと変わるもんなんだなぁと感じました。



前半

得点に関するスタッツはこんな感じですか?

28分
得点:青木(札幌)、アシスト:大島(川崎)

42分
得点:家長(川崎)、アシスト:宮澤(札幌)

28分の失点は、大島選手(川崎)の足に当たったボールを決められました。
あれは責められません…仕方ない。
正直、先制されて嫌な予感はしましたが…。

42分の得点は、逆に札幌・宮澤選手の足に当たりこぼれたボールを家長選手が決めました。
家長選手のキャリアとスキルからすると、決めて当然かもしれません。
ですけど、万が一外していたら、他の選手がガックリきていたと思います。
前半のうちに追いつけたことが、私は「勝因」の一つだと思っています。



後半

66分、失点
福森選手からのコーナーキックを荒野選手が頭でドンピシャ。
パーフェクト過ぎて、悔しさがありませんでした。

70分、得点
「もう一回やってみて!」と言われてもおそらく出来ないであろう、小林悠選手の見事なバイシクルで同点!

86分、得点
ゴールキーパーへレアンドロ ダミアン選手が猛突進し、(焦って?)パスしたボールをマルシーニョ選手がかっさらい、最後は小林悠選手が決めました!

89分、得点
相手のクリアミスを小林悠選手が奪い、家長選手が股抜きで決めました!

90+2分
GKチョン ソンリョン選手が、ビッグセーブ!
あれを決められていたら、残りの2~3分と少ない時間でもバタバタしていたと思います。
勝利を決定付ける貴重なセーブでした。

90+6分、得点
マルシーニョ選手がダメ押し弾!
ACLで相手チームの外国人にやられた、一人だけで決めきったゴールでした。
こういうのを見たかったんです!



試合終了後のインタビューでの小林悠選手の笑顔が最高でした!
ここまで「はがゆい(←ご本人の言葉)気持ち」があったのでしょうが、「信じる者は救われる」ですね。



(DAZNによるスタッツの)シュート17本、枠内13本という積極性は、3週間の中断期間で作り上げたものなのでしょうね。


リードされながらも、終わってみればスコアの上では大勝でした。
「勝利への執念」を感じさせてくれた勝点3でした。



昨夜は、娘が一人で参戦していました。
「勝利の女神」を気取っています。
娘が参戦しなくても、勝っていたと思いますが…。



試合前、チャナティップ選手が古巣・札幌の選手達とコミュニケーションをとっていて微笑ましかったです。
敵になっても、笑顔で接することができることは良いことです。

個人的なことで恐縮ですが、私は再就職により、かつてお世話になった会社と同じ屋根(空港)の下で商売敵になったことがあります。
ありがたかったのは、商売敵になっても良くしてもらったことです。
いろいろな無理を聞いていただきました。
代わりに、自分の会社のフライトが欠航した時、かつてお世話になった会社にお客様の振替輸送を依頼して恩返ししました。
ちょっとした売上には貢献しましたよ。

私がお世話になった会社以外の同業他社から転職してきた人たちは、それなりの嫌がらせを受けていたようです。
外から見ると見栄えが良い人気企業でも、えげつない社風だということが本当によく分かりましたよ(笑)。