昨日のアウェイ京都戦…
14時キックオフの試合のため、見た目に暑そうな試合でした。
川崎 0-1 京都
川崎フロンターレは、前線の先発メンバーを少しイジってきました。
小林悠選手の経験と宮城天選手の若さを買ったのでしょうか。
個人的には、良い人選だと思いました。
前半
意識してなのでしょうが、ロングボールがいつもより多かったです。
記録上の本数には現れませんでしたが、シュートへの意識も高かったように思います。
15分、相手の最終ラインのパスミスがレアンドロ ダミアン選手の足元にこぼれて、ビッグチャンス到来!
ゴールキーパーと1対1になりましたが、決められず…。
この試合の最大のポイントだったと思います。
今年のレアンドロ ダミアン選手は、つくづくモッてないと感じます。
蔚山戦(ACL第5節)を思い出しましたよ…。
ロスタイム前あたりからの京都によるFKとCKのチャンスを、川崎はことごとく凌ぎました。
守備の粘りが戻ってきたことを喜びたいです。
後半
川崎はサイドチェンジを多用しました。
50分、右サイドの脇坂選手からマルシーニョ選手への長いサイドチェンジめいたクロスで「よし、決まった!」と思いましたが、ジャストミートせず…。
これは決めて欲しかった。
55分、左サイドの遠野選手からのグラウンダーのクロスをレアンドロ ダミアン選手が合わせられず…。
左から来たボールに対して、左側に相手選手を抱えながら、右足で決めるのは難しいでしょうね。
この2つのシーンを見て、昨シーズンまでなら「得点できるのも、時間の問題だな」と思えていたのですけど、今年は「また、得点できずにズルズル行くのか?」と思えてしまいます。
60分、オウンゴールで失点…。
小林悠選手が左サイドの深い位置で相手選手に抜かれた後のクロスボールに対して、佐々木選手はメインスタンド方向にクリアしようとして蹴り損なったのでしょうか。
少し体勢が崩れたように見受けました。
川崎の選手によるゴールネットに突き刺さるシュートを、久し振りに見ましたよ(苦笑)。
直後に、ピーター ウタカ選手のシュートを見事に頭でクリアしたし、オウンゴールは忘れよう。
ドリブルで上がる攻撃参加が増えているし、積極的にシュートも打てているんだから自信を持とう!
いろいろな選手交替をしましたが、前線では小林悠選手だけは替えませんでした。
途中投入した家長選手、知念選手との3人で「得点して来い」という、鬼木監督のメッセージだったのでしょうか。
90+4分、小林悠選手のシュートは残念でした。
あれが決まっていれば、追い上げて勝点1を持って帰ることができましたから、救われる部分もあったでしょうけど…。
この試合では、ゴールを外すたびに鬼木監督が頭を抱えるシーンが映りました。
その気持ちが、よく分かります。
3試合無得点は10年ぶりだそうです。
そして、連敗…。
4年ぶりだそうです。
前節の0-4の大敗から、今節は0-1での僅差での敗退でした。
今季の敗退はいつも4失点だったところ、初めて1失点で凌ぐことができました。
成長しましたね…って訳ないですね(涙)。
言ってて辛くなります…。
首位決戦や上位陣との戦いで、がっぷり四つの戦いの結果での連敗は仕方がないと思うんですよ。
現在の順位を鑑みて、勝たなければならない相手に対して、しかも無得点での連敗は受け入れ難いです。
なぜならば、3連覇を目指しているからです。
15分にレアンドロ ダミアン選手が決められなかったところで、「また、今日も負けるのかなぁ」と変な開き直りというか、覚悟を持ってしまいました。
後半開始早々、チャンスがありながら決められず、逆にオウンゴールで失点したところで、「逆転勝ちはないだろうなぁ。追いつくのが精一杯でしょう」と見ていました。
時間の経過とともに、敗戦への覚悟が段々と大きくなりました。
残念ですが、こういう試合展開を見るのに慣れたということもあります。
そのため、敗戦のショックはありませんでした。
坐禅をしてから試合観戦したために、心が動揺しませんでしたよ(笑)。
守備に関してはオウンゴールだけの1失点ですから、そんなに気にする必要はないと思います。
一方で、攻撃は何とかならないでしょうか。
5連戦の最後3試合は、いずれも無得点です。
湘南と京都はそんなに守備力の高いチームではないと思いますし…。
前節までは、得点の香りさえしませんでした。
昨日は得点の香りはしましたが、ゴールを決められませんでした。
これを一歩前進と捉えるべきでしょうか。
結果は無得点ですから、そう考えてはいけませんね。
昨日の敗戦で、順位は3位に転落しました。
首位には、マリノスさんが立ちました。
鹿島さんは川崎の敗戦にお付き合いくださいました。
2008年とか2009年は、逆によくお付き合いしましたからね(笑)。
今年は、本当に団子状態です。
客観的に見ても、過去2年間は川崎が強すぎたのだと思います。
日程をほぼ半分終了した時点でまだ上位に絡んでいるということは、リーグ戦を楽しませてもらっているわけですから、その点には感謝しています。
ここから中断期に入るのがせめてもの救いです。
選手・スタッフ、そして私たちサポーターも気分転換しましょう。
と思ったら、水曜日に天皇杯ですね。
何か嫌な予感が…。