昨日の連戦3試合目であり、アウェイ連戦のゲーム…



川崎 0-0 鳥栖



川崎は前節・神戸戦から先発メンバーを、「4-3-3」フォーメーションの「3-3」の6人のうち、5人を変えました。
これだけメンバーを変えた上、鳥栖の方がコンディションは良いので、後半勝負かなと思っていましたが、家長選手だけは先発から外しませんでした。
家長選手の稼働率は高いです。



前半

昨年に比べて、鳥栖のプレスがそんなに厳しいと思えず楽観視していたところ、6分左サイドからのミドルシュートがクロスバーを叩き、目が覚めました。

当初は川崎が攻めていましたが、鳥栖にボールを取られるとカウンター、そしてシュートまで持って行かれました。
こうした相手の攻撃は、いつかはハマるだろうと思うと怖さがあります。
そして、徐々に鳥栖がボールを持つ時間が長くなりました。
川崎はシュートまで組み立てることができない前半でした。



後半

ハーフタイムで、マルシーニョ選手を投入。
前半の小塚選手も良かったですが、スピード系のマルシーニョ選手で前線を活性化させることは良いと思いました。
家長選手を2列目に下げ、CF小林悠選手への決定的なパスの供給に期待…。

61分、レアンドロ ダミアン選手と橘田選手を投入。
知念選手と家長選手を下げました、お疲れ様!
鬼木監督は、後半に入って15分ぐらいで動くことが多いです。

ここで4-2-3-1になったのかな?
トップ下には瀬古選手が入っていました。
プレイスキッカーとしても瀬古選手は良いプレーをしていました。

ですけど、トップ下は脇坂選手あるいは遠野選手の方がより良いのではないかと思って見ていました。

76分、遠野選手を投入。
小林悠選手を下げました。

その後、谷口選手のプレーがオンフィールドレビューによりイエローカードからレッドカードに変更され、退場となりました。
その直前のプレーで、谷口選手から山根選手へのパスが上手くいかず相手にボールを奪われ、責任を感じたのでしょうかね。
ファールの位置からゴールまでの距離を考えると、DOGSOによるレッドカードは厳しいのではないかと思いましたけど…。

 

2019年のルヴァン決勝と同じく、荒木主審によるジャッジでした。
歴史は繰り返すものだと感じます。

谷口選手は2年に一回程度、レッドカードを貰います。
そのタイミングが、後半の残り10分程度で、まだ良かったのではないかと(苦笑)。
劣勢となりましたが、そんなに気にする時間帯でもないですし、次節の欠場はターンオーバーぐらいに考えれば良いと私は思います。

谷口選手自身は無念だったと思いますが…。

 

83分、守備の陣形を整えるため、瀬古選手を下げ、山村選手を投入。

90分、遠野選手が良い位置でFKのチャンスを貰いました。
あのドリブルのシーンは、左にマルシーニョ選手、右にレアンドロ ダミアン選手がいました。

特に、右のダミアン選手はフリーでしたから、パスを出しても良かったのではないかと思いましたが…。

このFKのチャンス、「シミッチ選手が決めてヒーローになる」と私の頭には浮かんだのですけど…。

単なる妄想に終わりました(苦笑)。

昨日のシミッチ選手は良いプレーをしていたので、ヒーローになって欲しいと思っていました。



結果は、スコアレスドロー。

5連戦中における中2日の試合で…

連戦でのアウェイゲーム…
途中で退場者が出て…
あまり得意とはしていない鳥栖が相手…


勝点1は、妥当と言えば妥当でしょうかね…。

去年の借りを返せなくて残念でしたけど。


後半ロスタイムに入る前あたりからチャンスが多かったので、神戸戦と同じく劇的な勝利があるかなと期待もしたのですけど…。
そんなに何度もうまく行くものではないですね。

 

昨年の5連戦で、鹿島戦と湘南戦は2試合連続で後半ロスタイムで勝負を決めました。

いま考えると、本当にミラクルでしたね。



ところで、ACL直前の柏戦から5試合続けて、失点は0です。
いまの課題は攻撃ですね。

今シーズン、まだ3得点した試合がないですしね。

初優勝するまでは守備が課題だったのに、攻撃が課題という日が来るとは…。
中断期間に入るまでの残り2試合も、これまでと同様にしぶとく戦っていくことになりそうですね。