先ほど終わりましたACLグループリーグ第4節ジョホール戦…。
川崎フロンターレ「らしさ」を十二分に魅せつけた試合でした。
川崎 5-0 ジョホール
川崎は、前線の選手を大きく替えて臨みました。
家長選手が出場できたことは、とても良かったと思います。
前節はベンチにも入らず、怪我じゃないかと心配していました。
出場できて本当に良かったですし、彼がいたからこその勝利でもあったと思います。
レアンドロ ダミアン選手とマルシーニョ選手をまたもや先発起用するかと予想していたのですが、コンディションを考慮しましたね。
素人の予想は当たりませんわ…。
ジョホールも相当メンバーを替えたようです。
初スタメンの選手までいたそうです。
選手層の厚さでは、間違いなく川崎が有利でしょうから、「今日は行けるんじゃないか」と期待しました。
前半
8分ぐらいまで、ずっとジョホールがボールを持ちました。
クロスを上げてくるわけでなく、怖さは全くなかったです。
14分
ゴール真正面からのFKを脇坂選手が決め、早くも先制!
綺麗にカーブをかけ、相手ゴールキーパーの手を弾きました。
ここで得点できなかったならば、「今日も難しいかなぁ」となっていたと思います。
勇気を与える得点でしたし、大量得点の予感さえも与えてくれました。
31分
久し振りに、川崎らしい「崩し」を魅せてくれました。
崩して、しかもCFの小林悠選手が決めたことに価値があります。
脇坂選手のワンタッチが見事でしたよ。
小林悠選手が倒れ込んだのでヒヤッとしましたけど、その後もプレーできたのでとりあえず一安心です。
43分
右サイドでの縦へのパスでの突破から、山根選手のアーリークロスを小林悠選手が決めました。
「さすが」としか言いようのないスーパーゴールでした。
「夏男」にマレーシアの暑さは関係ないようです。
この後の注意は、後半も含めて相手選手のラフプレーによるケガです。
後半
後半は、3日後の蔚山戦に向けて選手交替をどうするかが、一つのポイントでしょう。
個人的には、両SBを早めに休ませてあげたいと思ったのですが、「替えないだろうなぁ」と思いました。
3点差ありますから、そんなに攻撃参加しなくても良いでしょうから、両SBは省エネで良いかと…。
最初の15分で失点しなければ、鬼木監督のプラン通りに交替させることができるだろうと思っていました。
59分、家長選手と宮城選手を下げました。
家長選手を下げたことは正解ですね。
ジョホールがフォーメーションを何度か変えていたので、川崎としてはそれに対応することで実戦形式の良い練習にもなったと思います。
77分、脇坂選手と橘田選手を下げました。
もう少し早くても良いのではないかと思いましたが、若いですからね。
81分
「もう1点獲れれば最高なんだけどなぁ」と思っていたところ、マルシーニョ選手のゴールで4点目。
ドリブルで上がりながら、相手DFをひきつけてマルシーニョ選手にシュートチャンスをプレゼントしたチャナティップ選手に0.5点あげたいですね。
87分、車屋選手を下げ、山村選手を投入。
88分
ゴール前でのマルシーニョ選手のシュートを阻まれたボールがチャナティップ選手の前にこぼれ、確実に決めました。
81分にチャンスメイクしたご褒美でしょう。
全体的に、川崎フロンターレ「らしさ」を出せた一戦でした。
ACL前の3つのリーグ戦から、重たい空気があったような気がします。
広州には大勝しましたが、それは相手のレベルを考えると当然の結果でした。
この試合のジョホールも戦力を落としてはいましたが、リーグ首位のジョホールに勝って、川崎は逆にリーグ首位を奪還しました。
文句のつけようのない素晴らしい試合だったと思います。
勝因はいくつかありますが、家長選手が戻ってきたことが大きいですね。
山根選手との右サイドのコンビが活性化しましたし、脇坂選手もやり易そうに見えました。
次の蔚山戦も期待できそうな一戦だったと思います。
夜遅くまで観戦された皆さん、お疲れ様でした。
思ったより楽な試合展開でしたので、すぐに眠れそうです。
おやすみなさい。
余談ですが…
DAZNの画面にあったスターティングメンバーのフォーメーションが以下の通りでした。
このフォーメーションでの戦いを見てみたかった(冗談)。