昨日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の初戦、蔚山現代戦…

選手の汗を見ていると暑そうでした。
気温34度の夕方5時だと暑いでしょうね。




川崎 1-1 蔚山



後半は、攻撃の時間帯が長かったので、90分通して見ると勝てていた試合だったかもしれません。
ですけど、実際のところ90+3分までは負けていたのですから、相手の勝点2を取り上げた「貴重な勝点1」でした。



前半

初戦であることに加えて、お互いに大切な試合だということを理解している試合です。
バチバチな試合を予想しましたが、まったくそんなことはありませんでした。

解説の憲剛さんも言っていましたけど、球際のプレーが無かったですね。
川崎の選手が前へ出ると、蔚山の選手はいなしたり、ロングボールを前線へ出したり…。
川崎が蔚山によって、うまくかわされている感じでした。

暑い中での省エネサッカーだったのか、それとも元々そういうスタイルのサッカーなのかは分かりませんけど…。

淡々と試合が進む中、21分、ロングボール一本から失点。
あれは、ハンドでしたね。
主審は見えなかったでしょうから、VARがあればと思いました。
ハンドありの縦一本による失点、勿体なかった。

さすがにこれだけ暑いと飲水タイムがあるんですね。
川崎の場合、鬼木監督の指示による意思の再統一の時間にもなりますから、これはありがたい。
余談ですが、今年のリーグ戦不調は飲水タイムが無いことにも理由があるのではないかと思っています。
昨日は飲水タイムの後から、少しずつフロンターレもシュートまで行けるシーンが増えたような…。



後半

フォーメーションを前半の4-2-3-1から、いつもの4-3-3に変えました。
それが功を奏したのか、後半は押し込む時間帯が長く、シュートで終われる回数が増えました。

一気に逆転まで行けるのではないかと、期待度がグンと上がりました。

なかでも58分、シミッチ選手によるゴール前へのロングボールのシーン…
マルシーニョ選手とレアンドロ ダミアン選手のフィニッシュのところは惜しかったです。
シミッチ選手って、長いボールを蹴ることが多いので、ハマれば効果的ですよね。

残り15分で飲水タイム。
ここで気持ちを入れ直して、一気に逆転を…
と期待したのですけど、この後はしばらくいいところ無しで、諦めムードが濃厚となったところ…

90+3分、宮城選手のミドルシュートが相手ゴールキーパーに好セーブされ、コーナーキックのチャンスを得て…

90+4分
そのコーナーキックからのボールを相手ゴールキーパーがファンブルしたところを、復帰したばかりの車屋選手が同点弾を決め、直後にゲームセット。

磐田戦の再来のような…。


負けと引分けでは天と地ほどの差があります。
しかも、最後の最後に追いつかれて勝点2がこぼれ落ちた蔚山に対して、最後の最後に追いついた川崎の方が士気が上がるでしょう。
逆の立場だったら、かなりガッカリしますよ…。



トータルで見ますと…
前半は暑い中で、蔚山にうまくいなされた上、ロングボールを多く入れられ、どちらかと言うと蔚山ペースだったように思えます。
後半は川崎ペースで、早いうちに追いつけると思っていました。

ただ、なかなか追いつけない川崎を尻目に、時間をうまく使ったりと蔚山が試合巧者であることは認めざるを得ません。

ただ、万が一負けたとしても、絶対に次の試合には勝てるだろうと思いながら、後半45分間を見ていました。



広州FCとジョホール次第ですが、グループリーグ突破に自信を持てたのではないでしょうか?

私って、お花畑?

 

第5節(4月27日)で蔚山と再度戦います。

次も同じ時間のキックオフですから、暑い中での一戦です。

しかも、ピッチコンディションはさらに悪くなっていそうですね。

 

第2節から第4節までの3試合で、絶対に取りこぼさないことはもちろん…

第5節には、あらためて最強メンバーで戦えるようにコンディションを持って行ってほしいですね。