昨夜のアウェイ磐田戦…
川崎 1-1 磐田
最後の最後に追いついたのですから、勝点1を拾ったと言えます。
一方、試合全体を通して考えると、「勝点1ではダメでしょう」と言いたくなります。
これがいまの川崎の実力と考えるべきなのでしょうか。
それとも…。
川崎フロンターレの先発メンバーは、前線二枚を替えました。
レアンドロ ダミアン選手と家長選手をベンチに温存し、小林悠選手と知念選手を起用しました。
最近の嫌な流れを変えるために、勝負を賭けた感じがしました。
DF陣では、山村選手がスタメン。
前節でコンディション不良になったように思えたのですが、先発してくれると最高に安心できます。
前半
川崎優勢で試合は進みました。
24分、危ないシーンをGKチョン ソンリョン選手が右手で救ってくれました。
あそこで失点していたら、ガタガタとまた崩れていたかも…。
相手あってのサッカーではありますが、ここ数試合に比べて、「ネットを揺らせそうだなぁ」と思えるシーンが多かったように思います。
圧倒したわけではないですけど、先制できるとしたら川崎かなと思って見ていました。
ただ、相手からすると、そんなに怖くない攻撃なんだろうなぁと思っていました。
最近の試合の中では、良いサッカーとまでは言えないですけど、悪くないサッカーだったと思います。
後半
ギアを上げました。
結果論ですけど、最初の15~20分ぐらいまでに得点できなかったことがすべてでしょう。
獲れる時に獲らなければ、もっと言えば獲るべき時に獲らなければ…。
70分ぐらいからですかね、徐々に磐田がボールを持つようになりました。
78分、FKからこぼれたボールを小塚選手がドリブルでもち上がろうとしたところ、ボールを奪われたところから失点。
責めるわけではないですけど、ちょっとプレーとして軽い感じに見えたんですけど…。
90+1分ぐらいの時点で、アディショナルタイム「7分」と表示されました。
「あと6分あれば逆転できるし、ここで勝てば勢いがつくぞ。点を獲るしかないんだから…」と思い、冷静に見ることができました。
90+4分
相手GKがボールをキャッチできず、こぼれたボールを知念選手が押し込みました。
LIVEでは何が起こったのか分かりませんでした。
リプレーを見たところ…はっきり言って、ラッキーでした。
選手も監督も、勝点1では納得していないですね。
後半ロスタイムで追いついたゲームとは言え、喜べないというか、喜んではいけない勝点1でした。
ですけど、負けよりははるかにマシです。
勝点1を積み上げたこともありますが、「連敗しなかった」ことが次に繋がるのではないかとポジティブに考えています。
シュートを20本以上打っても得点が1というところに、何か歯車の悪さを感じざるを得ません。
見ていて、ボールの出し手と受け手のイメージが共有できていないことが何度かありました。
これが実力というわけではなく、始まったばかりのシーズンですけど、いまがどん底であって欲しいと思います。
次節は、中2日で好調・柏相手のホームゲームです。
柏のゲームは火曜日だったので、コンディションに差があり、厳しい戦いになりそうです。
ACLに行く前、暫定で首位にいることができればと期待していました。
すでに今節で、2試合の差がある鹿島に首位を明け渡しました。
次の柏戦は、勝つしかないでしょう。