大久保嘉人さんが書いた「俺は主夫。職業、現役Jリーガー」を読みました。
(お断り)画像はお借りしました。
偶然ですけど、昨日、大久保嘉人さんが「徹子の部屋」に出演していました。
ピッチ上とは別人のような柔和な表情でした。
こちらが本来の姿なのでしょうね。
黒柳徹子さんによる話しの引き出し方が上手いのでしょうが、よく喋っていました。
さて、この本について…
これは、サッカーに関する本ではないです。
セレッソ大阪へ入団する際、お住まいの横浜から単身赴任するところ、4人のご子息のうち3番目のお子さんが「一緒に行く」と言い、大阪での2人での生活を書いたものです。
大久保選手ご自身のお母さんの協力もありましたが、基本的には大久保選手がお弁当作りを含めた家事を行ったそうです。
協力できる部分は三男のお子さんも行い、二人で成長したというお話しです。
この本は、「イクメン」を目指している方の導入本として良いと思います。
イクメンとしてのスキルではなく、イクメンになるとこういう心持ちになれるということを学べます。
「イクメン」を目指さなくても、在宅勤務などで家事をシェアしている男性にはお薦めすべき一冊かもしれないです。
ご子息との2人だけの生活で、大久保嘉人さんは家族の大切さ、奥様への感謝などをあらためて学び、感じたようです。
現役生活の最初と最後を過ごしたセレッソ大阪時代のことがメインですが、嬉しいことに川崎フロンターレ時代の写真なども出ていました。
フロサポの若いパパには特に、読んでいただきたいです。