昨日のアウェイ広島戦…
中断期前ということもあり、スカッとした勝利を願いました。
90分通してみるとスカッとは行きませんでしたが、最後の20分はスカッとしました。
川崎 2-0 広島
広島は、監督は城福さんじゃないんですね。
知らなかったです、失礼しました。
前半
広島のプレスが強いせいか…
雨で滑りやすいせいか…
やり慣れていないスタジアムだからか…
全般的にパスのズレ、ミスが多かったように思います。
チャナティップ選手は欠場でしたけど、小塚選手はよくやっていたと思います。
何度か、効果的なサイドチェンジがあったように記憶しています。
15分には、相手の攻撃がゴールラインを割らず、ホッとしたシーンがありました。
結果はラッキーでしたけれども、そこまでの崩され方が良くなかったです。
この前半では、広島のハーフコートゲームになっていた時間帯がありました。
シュート数が、川崎 3-11 広島…この数字が物語っているでしょう。
耐え切った45分だったのでしょうか?
それとも、(レアンドロ ダミアン選手のヒールシュート以外には)得点の香りが無い45分だったのでしょうか?
後半
入りは「おっ、ギアを入れたな」と思えました。
しかし、時間が経つにつれ、前半と同じく広島ペースに…。
そこで、川崎・鬼木監督が広島より先に動きました。
66分、三枚替え(大島選手、知念選手、宮城選手を投入)で勝負!
73分
大島選手によるコーナーキックが、広島・野上選手の頭をかすめてオウンゴール!
先制点出来るのであれば、どのような形でもいいです。
このコーナーキックの直前の広島の選手が、ゴールラインを割って蹴り出したプレー…。
橘田選手から家長選手にスルーパスを出しました。
てっきり大島選手が出したのかと思ったのですけど、橘田選手だったんですね。
パスが短かくて家長選手に届きませんでしたけど、良いパスだったと思います。
鬼木監督は、その後も遠野選手を投入、それに続いて小林悠選手を投入。
交代枠5つを、すべて前線の選手で使い切りました。
前線の活性化でプレスが上手くハマり、高い位置でボールが獲れ、ボール回しも速くなったように思いました。
本来のフロンターレのサッカーらしくなり、1点目を獲ってからは落ち着いて観ることができました。
88分、前線のプレスでボールを奪い、最後に小林悠選手のループシュートが決まったと思いましたが、枠を捉えられず…。
残念に思った直後の89分
知念選手によるコントロールシュートを相手GKが弾いてこぼれたところを、山根選手が狭いところを冷静に決めました。
試合全体を通して考えますと…
前半は、はっきり言って、出来が良くなかったでしょう。
後半からギアを入れ、選手交替の都度、ギアが一つずつ上がりました。
90分の中でしっかりと修正しながら、「勝利」というエピローグへ持って行った鬼木監督の采配は見事でした。
そして、それに応えた選手たちも負けず劣らず見事でしたよ。
7試合を終え、5勝1分1敗です。
昨年の後半戦あたりから、勝っても観ていてしんどかったですけど、今年はもっとしんどいですね(苦笑)。
感心するぐらい、しぶとく勝点を積み重ねていると思いますよ。
守備陣のリーダーとしてクリーンシートに貢献大だった谷口選手。
試合を決定付ける2点目を獲った山根選手。
この後、代表選手に招集されています。
大きな貢献をして帰ってくることを願っています。
行ってらっしゃい!