いまはもう復旧しているのでしょうか?

「復旧」というと、昨夜の地震のお話しのようにお思いかもしれませんが、e-Taxのお話しです。

それにしても、ここ川崎でも揺れました。
3月16日の日本経済新聞朝刊からご紹介します。

 

 

「e-Tax」復旧遅れる 障害丸1日、なお「解明中」
確定申告、期限延長認める

 

 

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国税電子申告・納税システム「e-Tax」の接続障害が確定申告期限を迎えた15日午後も解消されないままの状態が続いた。利便性の向上に加えて新型コロナウイルス禍で普及が拡大していた電子申告。14日の障害確認から丸1日以上が経過しても復旧の見通しが立たず、利用者からは「肝心なときに使えない」との声もある。

「e-Taxを導入してから20年近くになるが、これまでの経験を踏まえても原因が分からない」。国税庁のシステム担当者は頭を抱えた。

国税庁がe-Taxの接続障害を確認したのは14日午前11時半ごろ。パソコンやスマートフォンで確定申告書を作成し、最後に提出する際などの接続に遅れが生じた。途中でデータを保存していなかった場合、作成中の申告書が消えたケースもあったとみられる。

復旧を急ぐ同庁はシステムを再起動し、15日朝に一時的に改善がみられたものの、再びつながりにくい状況に戻った。

同庁は、アクセスの集中や外部の不正アクセスの可能性を否定したうえで、「システム内部における申告データの送受信で何らかの障害が生じている」と説明する。だが障害の原因については「解明中」のまま。発生から丸1日以上たっても特定に至っていないことが復旧遅れの最大の要因となっている。

 

***以下省略***

 

ここまで
 

 

確定申告は3月15日までが期限ですけれども、それを延長すれば良いだけの話しなのかなと思います。
お金をとられるのが延長されることについて、ありがたがる人も多いのでは?

雇用調整助成金の電子申請の際は、その助成金が無いと苦しい人がいるにもかかわらず、複数回システムの不備がありました。
こちらは、お金をもらうための届出ですから困ったものでした。
紙で郵送するか、持参すればそれで済む問題ではありましたけど…。


私が3月初旬にe-Taxで確定申告した際は、何のストレスもかかりませんでした。


国税庁では「アクセスの集中や外部の不正アクセスの可能性を否定」しているとのことです。

青色申告の際、e-Taxによる電子申告をすると最大65万円が控除可能となったのは、今年からでしたっけ?
昨年からだったような気がするのですけど、それだったら一度経験しているわけで…。
であるならば、前者の「アクセスの集中」は無いのではないかと思います。

後者の「外部の不正アクセス」は、サイバー攻撃の記事を目にする昨今、そういうこともあるのかなと素人目に思います。
こういうことで情報が洩れてどうのこうのっていうのはご勘弁願いたいです。
何年か前、基礎年金番号が某国の業者に漏れたことがありました。

身内の者が、その漏れたリストに入っており迷惑を被ったことがあります。


e-Taxの利便性を高めるために、源泉徴収票をスマホのカメラで読み取れるなどのサービスを開始しているようです。
こういうことでシステムが複雑になりすぎて、障害が起こったということは無いのでしょうか?


来年の確定申告の際の教訓として、早めに申告するように努めたいと思います。