現役世代でありながらも、定年に半分足を突っ込みつつある世代の方のお話しです。
2月17日の日本経済新聞朝刊からご紹介します。

 

 

転職市場、50代の年収上昇
昨年30万円高 中小、大手ベテランに食指

 

 

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転職市場で50代の初年度年収が上昇している。中途採用の人材としては敬遠されがちな年齢層だが、市場の主力の30代前半までの即戦力を採用できない中堅・中小企業がベテランの大手企業出身者に食指を動かす。若年層を中心とした人手不足という労働市場の構造的な問題もミドル世代の求職者と即戦力を求める企業の利害を一致させ、転職市場の流動性を加速させる動力となっている。

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中堅・中小企業は待遇や知名度などを含め採用力が大企業に劣りがち。優秀な若手の即戦力を確保しにくい企業を中心に経験豊富な50代にも採用の間口を広げている。

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大手企業では多くが、役職定年制度などで一定の年齢で年収が下がる仕組みを導入。70歳までの雇用機会確保が企業の努力義務となり、定年後の再雇用制度を運用する企業も多い。ただ、パーソル総合研究所(東京・港)の20年の調査によると、再雇用の前後では年収が32.5%(全体平均)減った。

採用する中堅・中小企業では、管理部門や情報システム部門の責任者級のほかM&A(合併・買収)や内部監査の担当者など、転職者の長い経験に基づいたスキルを求めている。新規参入する事業領域に精通した人材を募集する例も目立つ。

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