昨日の天皇杯決勝戦…

 

早速、どうでもいい話しですけど…
川崎は、言うまでもなく、天皇杯では準決勝で大分に負けました。
よく考えると、ルヴァンカップでは浦和に負けているんですよね。
国内の2つのカップ戦で、川崎が負けた相手同士の決勝戦だったわけですね(苦笑)。

 

ルヴァン決勝も素晴らしい雰囲気の中での試合なのですが、天皇杯はこれが今シーズン最後だと思うと、ついつい見てしまいます…。



浦和  2-1 大分



まずは、浦和の天皇杯優勝、おめでとうございます。
来シーズン、ともにACLを戦いましょう。
と言っても、ACLで二度制覇している浦和ですから、川崎は教えをいただきながらついていくだけですが…。


そして、大分は本当に残念でした。
1-1に追いついたときは、その勢いで優勝カップが関門海峡を渡るかと思いましたが…。


川崎フロンターレのゲームではないので、ある意味では楽に見ることができました。

最後の最後にドラマがあったりと、サッカーの楽しさを満喫することができました。
 

 

 

解説者もおしゃっていましたが、昨日の主審は終始一貫して激しい当たりでもファールを取りませんでしたね。

6分
そういったジャッジの特性を選手たちが把握する前に(?)、浦和が先制しました。
浦和の江坂選手の得点に繋げるクロスの直前のプレーはファウルのような気もしたんですけどね。

 

先週の準決勝では守備に徹した大分でしたが、早々に失点…。
大分も得点しなければならない状況になりましたから、大分の攻撃時間も長く、面白い一戦になりました。

90分
またもや下田選手(利き足と逆の右足)からのクロスを、今回はペレイラ選手が頭で合わせました。
浦和の守備陣も、そういうボールが来るというイメージはできていたのでしょうが、それを大分が上回ったのですね…。

その直後の90+3分
槙野選手のヘディングシュートで、試合は決まりました。

川崎は、この再逆転する力に乏しいですよね…。
同点に追いつかれても、残り僅かな時間で、一発勝負の試合に勝ち切る強さが浦和にはあります。
ここが浦和と川崎の違いなのかなぁと思いながら見ていました。



浦和レッズは、今季から監督が交替しました。
J2から獲得した選手や、夏に加入した選手もいました。
さまざまな「変化」が、早くも結果を出しましたね。
来年はリーグ戦において、より難しい相手になりそうです。


大分は、来季J1にいたとしても、十分に戦えるだけの試合内容を天皇杯の準決勝と決勝で見せました。
早くJ1の舞台に帰ってきてほしいです。

「片野坂さんを勝たせる」ためにという気持ちで戦ったここ2試合でした。
監督が替わり、しかもこういったモチベーションを長丁場のJ2で持ち続けることができるかが課題かもしれないですね。

 

 

 

最後に、水を差すようで申し訳ないですが…

決勝点を決めた際、喜びのあまり上半身裸になってゴール裏を走り回り、キックオフまで多くの時間をかけるのはいかがなものか…と。

試合はまだ終わっていませんでしたからね…。

大分の選手達に失礼でしょうに…。

歴史に残る名勝負だっただけに、最後の最後にとても残念な気持ちになりました。




今シーズンのプロスポーツとしてのサッカーは、これにて終了しました。
楽しいことや嬉しいこともあれば、悔しいこともありました。
川崎フロンターレの場合、多くの試合で勝つことができましたが、不思議なもので記憶にあるのは悔しいことばかりです…。

来年、またワクワクするようなサッカーを見たいですね。
そのためには、新型コロナの患者を増やさず、通常通りの試合開催ができるようにすることが、今オフに私たちに出来る唯一のことかも…。

一年間、お疲れ様でした。