川崎フロンターレが体のご不自由な方に優しい取組みをしているとのことです。
11月10日の日経朝刊からご紹介します。
車いすで気軽に来場 J1川崎、駅からの地図
段差など注意地点を明示
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サッカーJ1の川崎フロンターレと富士通は、車いすのファンなどのために本拠地・等々力陸上競技場(川崎市)周辺の道路の段差や注意地点を分かりやすく示したバリアフリーマップを作製した。体が不自由でも気軽に来てもらうための配慮で、スポーツ施設での取り組みはまだ珍しい。
マップは最寄りの武蔵中原、武蔵小杉駅などからの道のりを、サポーターらと協力して調査し作製。路面の凹凸や狭い道、多目的トイレの場所などを写真入りで記した。車いす目線でルートの動画も撮影し、マップの2次元バーコードを読み取って見られるほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」のチーム公式チャンネルでも閲覧できる。
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かつての仕事で、足の不自由なお客様をご案内するため、車いすを押すことがよくありました。
ですが、自分自身が車いすに座った経験はありません。
私たちが想像するよりも、きっと不便なのだろうと思います。
最近、バスや電車で車いすの方が乗車するシーンをよく目にします。
積極的に外出されている方が増えているのだろうと思います。
また、公共交通機関が車いすの方の移動に対応できるようになったとも言えるでしょう。
その外出の目的地が、Jリーグの試合観戦であれば同じサポーターとして嬉しいものです。
車いすの方にとって、日頃、私たちがあまり気にかけることのない道路の段差や道幅の狭さで不便なことがあるのですね。
自転車が通れないようにするために施された車止め柵も、車いすでは通ることができないでしょう。
川崎フロンターレでは、クラブとサポーターが協力して、車いすの方などがホーム等々力陸上競技場まで来場しやすいようなマップと動画を作製したとのことです。
大変誇らしいことですし、これによって車いすの方の来場者が増えるとさらに喜ばしいです。
武蔵小杉からにしろ、武蔵中原からにしろ、等々力までにはそれなりに距離があります。
このような取組みで、実際の距離よりも身近に感じることで、一人でも多くの方のアクセスが便利になると良いと思います。