昨夜は川崎フロンターレにとって、3週間ぶりの公式戦でした。
川崎 1-0 清水
冒頭で申した通り、3週間試合が空いていました。
自動車で言うと、昨夜の試合はここからエンジンをフル回転に上げていく「暖機運転」というところでしょうか。
昨夜の先発メンバーが、現時点でのレギュラーなのでしょう。
3週間前の5連戦の途中から、アンカーはシミッチ選手から橘田選手が鬼木監督によるファーストチョイスとなりました。
橘田選手は旗手選手のようなユーティリティなプレイヤーへと成長しそうで楽しみです。
前半…
崩しきれなかった45分…。
「惜しい」と思ったのは、40分の脇坂選手の左足のシュートぐらいでしょう。
ボールは持つけど、ちょっとした連係ミスでフィニッシュまでいけませんでした。
レアンドロ ダミアン選手の前半のシュート数「0」が、それを物語っています。
後半…
後半開始から早速、フロンターレの時間帯…。
47分
左サイドからのマルシーニョ選手のグラウンダーのクロスを、レアンドロ ダミアン選手がヒールでお洒落にゴールへ流し込みました。
精神面で相当楽になったことと思います。
71分
小林悠選手、大島選手を投入(レアンドロ ダミアン選手、旗手選手アウト)。
次の鹿島戦まで中2日ですから、この交替はアリですね。
この二人のホットラインによる得点に期待しました。
84分
余裕を持って、登里選手とマルシーニョ選手を下げました。
車屋選手と宮城選手を投入。
89分
家長選手を休ませるかと思いましたが、下げたのは脇坂選手。
山村選手を投入し、守備を厚くしました。
後半も結果として、1得点ですから崩しきれなかったのかなぁ…。
清水の攻撃には怖さがなく、川崎が失点することは考え難かったです。
本来であれば、先制点の後から畳みかけて2点目・3点目を獲って、試合を決定付けることが期待されました。
実践から遠ざかっていましたから、なかなか上手くいかなかったところもあったことでしょう。
「勝ち方」より、「勝った」こと自体を喜びたいと思います。
本音で言うと、大島選手のアシストで小林悠選手の得点があれば最高だったのですけど…。
そのシーンは、次戦以降の楽しみにしましょう。
川崎フロンターレは、昨夜である程度の試合勘を取り戻せたと思います。
中2日での天皇杯鹿島戦では、暖機運転からエンジンフル回転で戦ってくれることでしょう。
最後に、最終節のマリノスとの直接対決前に優勝を決めるまでの必要勝点数を計算します。
計算間違いはないと思うのですけど…。
マリノスは昨夜敗戦でしたから、勝点数は72のまま。
第37節までの残り試合が4試合ですから、最大勝点数は84(72+4試合×3)です。
川崎は、昨夜で勝点数を84に伸ばしました。
マリノスの最大勝点数84を超える85にするには、あと勝点1でOKです。
4試合で勝点1ですから、リーグ戦連覇はすぐそこです。
次のホーム浦和戦で決めましょう!