気が早いかもしれませんが、川崎フロンターレのリーグ戦連覇への「勝点差読み」をしてみます。
間違いがありましたら、遠慮なくご指摘ください。
最終節(第38節)に首位・川崎と2位・横浜FMの直接対決があります。
この直接対決の前に、リーグ優勝が決まっていると精神的に楽です。
得失点差を考慮せずに優勝できる「勝点差4」を、第37節終了時(最終節前)につけることができれば、それが叶います。
そのためには、残り試合の成績はどの程度必要でしょうか。
これを考えてみます。
横浜FMは残り7試合ですから、最終節を除くと残り6試合です。
この6試合のすべてに勝利を収めると、いまの勝点が69ですから、最終節前に勝点87(=69+18)まで伸ばせます。
川崎は残り試合が6試合ですから、同様に最終節を除くと残り5試合です。
いまの勝点は81です。
横浜FMの勝点87に対して4つの勝点差をつけておくには、勝点を91にしておく必要があります。
つまり、残り5試合で勝点10(=91-81)積み上げることができれば良いわけです。
一昨日までの勢いでしたら、不可能な数字ではないでしょうが、ここから試合日程が空きます。
その辺りが、残り試合にどう影響するでしょうか。
川崎の残り試合は、以下の通りです。
第33節 ホーム清水戦(10月24日)
(天皇杯準々決勝 ホーム鹿島戦(10月27日))
第34節 ホーム浦和戦(11月3日)
第35節 アウェイ鳥栖戦(11月7日)
第36節 アウェイC大阪戦(11月20日)
第37節 ホームG大阪戦(11月27日)
残り5試合について、最初にホームで2試合出来るところがラッキーに思えます。
アウェイの連戦がありますけど、その間には十分な日程が空いています。
残り試合の対戦相手を調べると、川崎も横浜FMも浦和・C大阪・G大阪戦を残しています。
私はACL圏内を狙う浦和が、一つのポイントだと思います。
その浦和との対戦は、川崎はホーム(第34節)で、横浜FMはアウェイ(第36節)でのゲームです。
川崎が第34節で浦和に勝てば、3位に入るために浦和は第36節で横浜FMへさらに目一杯の力で挑んでくるでしょう。
手強いですよ。
それと、横浜FMは第37節でアウェイ神戸戦があります。
例の滑りやすい芝で、こちらもACL圏内を狙っています。
夏の補強が徐々にフィットしてきていますから、こちらも手強いですよ。
今後の川崎と横浜FMの残り試合は、ほぼ同じ日に開催されます。
第35節だけ、横浜FMが11月6日開催、川崎が11月7日開催です。
1試合多い横浜FMのゲームは、10月16日のホーム札幌戦で、まずはここに注目です。
これからは、両チームの結果に一喜一憂してしまいそうです。
横浜FMが第37節まで全勝するという前提で計算しましたから、引分けまたは敗戦のたびに、川崎のハードルは下がります。
横浜FMの結果を気にすることなく、川崎には自力で早めに決めて欲しいです。
いまのところは、そういうポジションにいることができています。