勝ったぁ~



川崎 2-1 湘南



川崎はリーグ戦鹿島戦から中3日、湘南は天皇杯ガンバ戦から中3日。
条件は同じでしたが、湘南は天皇杯ガンバ戦から先発メンバーを11名すべて替えて臨んできました。
湘南の先発メンバーの平均年齢は、22.73歳だったそうです。
フレッシュな選手に搔きまわされそうな予感…。



川崎は、車屋選手がケガからようやく復帰。
ジェジエウ選手、登里選手、橘田選手をベンチで休ませました。



前半…

15分
押され気味の展開の中で、左からのクロスに合わされてゴールを決められました。
アウェイでのゲームと同じような展開…。

17分
スルーパスからGKチョン ソンリョン選手と相手選手が1対1になったプレーも危なかったです。
あれを決められていたら、相当ヤバかったです。

川崎の攻撃は…
10分、小林悠選手による左足のシュートを相手GK谷選手に弾かれたシーン(これは谷選手を褒めましょう)…
31分、宮城選手が左サイドからのシュートを浮かせたシーン…
この2つぐらいが惜しいシーンで、ボール支配率もシュート数も川崎が上回るものの、湘南の方が良いサッカーをしているように見受けました。

湘南はシュートまでは行けないものの、サイドからのクロスをうまく合わせられないシーンが何度かありました。
逆に言うと、タイミングが合っていると失点がもう少しあったかもしれません。

川崎の選手が長めの縦パスを入れる際、相手選手にパスをしてしまうことが多く、乗り切れない展開でした。
ハーフタイム時、実況の方が言ってましたが、川崎はスピード感が無く、後ろでボールを回しているだけのような…。
疲れですかねぇ…。

それと、アンカー谷口選手とCB山村選手を入れ替えた方が良いのではないかと思いながら見ていました。
谷口選手のアンカー起用は、勝っている試合で残り数分を耐えて勝ち切るような場合なら良いと思うのですが…。

鹿島に劇的に勝ったばかりで、4ヵ月ぶりのホームゲームのわりには、勢いを感じることができない前半でした。



後半…

案の定、アンカーに橘田選手を投入しました。
そして、不調だった宮城選手に替えマルシーニョ選手を投入。

登里選手を投入し、旗手選手を前線に置きました。

この交替は、鬼木監督さすがです。
これで、後半開始から川崎ペースに…。

64分
小林悠選手から家長選手へ交替。
この時は、一緒にレアンドロ ダミアン選手も投入すると良いのではと思っていましたが…。

66分
脇坂選手が左サイドから右サイドの山根選手に大きく振って、その山根選手が真ん中へ浮かせたクロスを入れ、旗手選手が頭で決めて追い付きました!
最近の脇坂選手のパフォーマンスは、とても安定しています。
見事な攻撃でしたよ。

ここから畳みかけるような攻撃を期待したのは、私だけではないでしょう。

74分
山村選手に替わり、ジェジエウ選手投入。
試合後の鬼木監督のインタビューで知ったのですが、山村選手の足が痙攣していたようですね。
交替があるならレアンドロ ダミアン選手だと思っていたので、少々驚きました。
守備的選手のジェジエウ選手を投入しつつも、1-1のままで良いということではなく、とにかく失点はしない…あと1点獲って勝つというメッセージを感じました。

90+4分
知念選手、久し振りのフル出場で右足をつりながらも、ヘディングで決勝点をもぎ取りました!

家長選手のクロスがドンピシャで見事でした。
レアンドロ ダミアン選手を途中起用せずに、最後まで使われた知念選手が等々力劇場の主役になりました。
鬼木監督の勝負勘でしょうか、見事に当たりました。




デジャブというか、既視感というか…。
前節・鹿島戦とよく似た展開でした。
それにしても、2戦連続で90+4分で勝つのは劇的で喜びが大きいですが、観ている分には疲れるものです。
プレーしている方は、もっと疲れるのでしょうけど…。



次は、中2日で神戸戦です。
相手・神戸は中4日です。
大補強をした神戸相手に、ホームゲームながらも厳しい戦いを強いられそうです。

 

そして、その次の試合はまたもや中2日でFC東京戦です。

相手・FC東京は中6日です。
コンディションにかなりの差があり、同様に厳しい戦いになるでしょう。

内容はともかく、鹿島戦・湘南戦ともに勝点1で終わりそうなところ、勝点3を獲りました。

この2つの勝利が、連戦の残り2試合においてコンディション差はあっても、精神的余裕に繋がれば良いと思います。