昨夜の中3日でのアウェイ鹿島戦…



川崎 2-1 鹿島



谷口選手がようやく先発復帰。
前節、怪我で途中交替したマルシーニョ選手と旗手選手が先発出場。
レアンドロ ダミアン選手と家長選手が先発し、かなり期待できるメンバーでした。



前半…

川崎の良さを消された我慢の45分でした。
最終ラインからパスで前線へボールを運ぶ、川崎のパスサッカーが思うようにできませんでした。


鹿島の前線の選手が、川崎のDFの選手に激しいプレスをかけます。
ジェジエウ選手が仕方なく前線へ蹴りだすシーンが何度かありました。

ボールポゼッションは数字上、川崎の方が高かったようですが、試合自体は鹿島優位でした。
中でも、鹿島の左SB安西選手の縦への突破が、テレビの画面上、手前で映るので何度も肝を冷やしました。



後半…

0-0で折り返した前半でしたから、両監督によるベンチワークが楽しみな後半でした。

61分
鹿島の左SB安西選手からのクロスをファン アラーノ選手が頭で合わせ、失点…。
先述の通り、前半から左SB安西選手の縦への突破は気になっていました。

67分
川崎は3枚替えで、勝負に出ました。
ピッチに入る際、小林悠選手が「決めてやる」といった表情をしていたのが印象的です。

解説の福田さんが言っていたように、その後「交替の効果が見られない」時間が続きました。
左SBへポジションが変わった旗手選手が、ドリブルでボールを前へ運ぶことが多くなった点ぐらいしか変化を感じられませんでした。

78分
レアンドロ ダミアン選手を下げ、知念選手投入。
昨日のダミアン選手は、攻撃の際にあまりボールに絡めなかったようにお見受けします。
「いつもと違うなぁ」と思って見ていました。
この交替は、もう少し早い時間帯でも良かったと思います。

82分
山村選手を投入し、セットプレーからファーストタッチでいきなり得点!

チームを救ってくれました。
このFKの前に、背の高い山村選手を投入したことが奏功しました。

キッカーの脇坂選手によるゴールへ向かうFKも見逃せません。

ここで「勝点1で良いかな」と思っていましたが、追いついてから川崎の猛攻が始まりました。

厳密に言えば、知念選手の投入あたりから、徐々に流れが川崎に来ていたように思います。
なので、同点になったときから「できれば勝点3を」という欲が出始めました。

90+4分
引分けという結果が濃厚で、「それでも、価値ある勝点1だな」と思っていたところ、宮城選手のミドルシュートがゴールに突き刺さりました。
無回転の超スーパーゴールでした!
リーグ戦初ゴールおめでとう!

このゴールまで宮城選手のプレーは良くなくて、「彼にはもう少し時間がかかるのかなぁ」と思っていました。
それが、勝点3を獲るゴールを決めました。
今後は自信を深めて、さらに良いプレーができるようになることを期待します。

 

ところで、宮城天選手のチャントってあるのでしょうか?

チャントを歌えない昨今ではありますが、まだ決まっていないなら、是非これに…。

 

「そこら先は、点 点 点 ルンルン」ってやつです。

若い人には分からないかな(苦笑)…。

 

(お断り)動画はお借りしました。



 

私だけかもしれませんが、途中まで負け試合と思っていました。

そこから勝ち試合に持っていけるところに、「真の強さ」を感じます。

 

アウェイゲームにつき、ゲン担ぎで娘とラーメンを食べに行った甲斐があったのかも…。



今年の鹿島戦は、ホームもアウェイも2-1での勝利、そして決勝ゴールは両試合ともに90+4分です。
考えようによっては、今年は鹿島戦2試合で勝点4を積み増すことができたのかもしれないです。



昨日の試合で、勢いをつけてホーム等々力に帰れます。
5連戦の残り3試合を突っ走って欲しいです!