アルバイトさんの時給が上がっているそうです。
9月15日の日経朝刊からご紹介します。
バイト時給1.4%高 8月三大都市圏
「専門職系」けん引
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リクルートが14日発表した8月の三大都市圏(首都圏、東海、関西)のアルバイト・パート募集時平均時給は、前年同月比15円(1.4%)高い1099円だった。医療や介護など「専門職系」の時給上昇が全体を引き上げた。
同社の求人媒体「タウンワーク」などの掲載案件をまとめた。専門職系は前年同月比22円(1.8%)高の1224円。新型コロナウイルス禍でも人手不足が顕著で求人案件数も多い「介護スタッフ」は同2円(0.2%)高い1116円だった。飲食やサービス系職種から介護領域に流入するケースもあるという。新型コロナワクチン接種の広がりで「看護師」は1679円と、同35円(2.1%)上昇した。
電子商取引(EC)受付などの需要が旺盛なコールセンタースタッフを含む「事務系」は同32円(2.8%)高い1168円となった。「警備員・監視員・パーキングスタッフ」は公共工事が増加する10月以降に向けて採用拡大を図り、時給も同32円(2.9%)高の1121円と高値を記録した。
飲食店など「フード系」は同15円(1.5%)高の1030円。緊急事態宣言の長期化で「居酒屋を中心に求人案件数はまだ低調だ」(リクルート)が、大手チェーンの一部では不採算業態の整理などが一巡し店舗拡大への準備がみられるという。同社の宇佐川邦子ジョブズリサーチセンター長は「行動制限の緩和後は採用難になると危機感は強い」と話す。
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