昨夜のACLラウンド16蔚山戦…。
ACLの一発勝負は、観ていてヒリヒリするものです。

 

国内のゲームとは、雰囲気が全然違います。

国際試合のトーナメント戦における一発勝負の怖さですね。


何とも言えない緊張感があり、アルコールに助けてもらうしかありませんでした。



川崎 0-0 蔚山(PK 2-3)



ベンチメンバーにGKが2人(丹野選手と安藤選手)?
これは、フィールドメンバーでベンチメンバー枠を埋められないということでしょうか?

だとしたら、選手層が薄いとしか言いようがないです…。
ケガをした選手の復帰を期待しましたが、それに応えてくれたのは塚川選手だけでした。



前半…

川崎の選手たちのコンディションは良かったと思います。
試合の間隔が十分空きましたからね。

23分
GKチョン ソンリョン選手のビッグセーブ!
これを止めたのは、大きかったです。

川崎にも良い攻撃がありましたが、全体的に蔚山の強さが目立ちました。
「手強い」というより、本当に「強い」。



後半…

スイッチが入ったように、川崎が優勢の展開でした。
川崎の選手の「勝ちたい」という気持ちがDAZN(←昨夜は、絶好調!)の画面から伝わってきました。
「勝たせてあげたい」、「勝って一緒に喜びたい」という気持ちでいっぱいになりました。



90分間について、前半は蔚山、後半は川崎が優勢のがっぷり四つの戦いでした。
お互いに決定機が多くあるわけではないのですが、一つひとつのプレーを見逃せませんでした。
国内のリーグ戦とは異なる国と国が戦う見応えのある90分でした。



延長戦前半…

ここまでで蔚山は4人を交替、川崎は一人のみの交替…
川崎はカードを切れない苦しさ。

106分

知念選手のヘディングは、決まったかと思いました。
あのような決定的な瞬間は、両チームともに久しぶりに見ました。



延長戦後半…

110分
レアンドロ ダミアン選手と小林悠選手を下げ、遠野選手と長谷川選手を投入。
私が監督だったら、この交替は出来ないわ…。

鬼木監督は勝負に出ました。

と同時に、山村選手が接触プレーもなく、ピッチ上で倒れました。
「お疲れ様でした。ここまで、ありがとう」と言うしかないです。
交替選手として、ケガから戻ってきた塚川選手を投入。

彼が戻ってきてくれていて良かった。
ピッチに立つ際、胸をポンと叩いて気合いを入れていたシーンが印象的でした。

その後、蔚山の猛攻を受けるも、ゴールポストに助けられたこともあり、何とか耐え抜きました。



そして、PK戦へ

120分出場した選手には、PKはきつかったでしょうか。

家長選手がPKで止められたのを見たのは始めてかも?
あの時点で、覚悟しました。

その直後に、蔚山の5番手に決められ、川崎フロンターレのACL制覇へのチャレンジは終了。

PKを蹴った選手のうち、途中出場の選手には全員決めて欲しかった。

異論があると思いますし、こういうことを言うと一人の選手をターゲットにした言い方になってしまい、申し訳なく思います。

だけど、PK戦を含めて途中出場の選手にもうひと踏ん張りしてほしかったのが正直なところです。

いまさらこんなことを言っても、結果が変わるわけではないのですけど…。

責任を押し付けるつもりは全くないので、念のため…。




敗戦決定の瞬間、恥ずかしいですが、涙が出ました…男泣き。

ルヴァンの時とは出ませんでしたが、今回は涙が出ました…。

よく考えると、ここ3試合で2つのタイトルを逃したんですね。
昨日の試合だけは「勝ちたかった」し、「勝たせてあげたかった」…だけど、そうならなかったです。



試合に負けたことは悔しいですが、よく頑張ったと思います。
恒例の(苦笑)タラレバですが、主力選手の移籍、そして度重なる主力選手のケガが無ければ…。

ケガの選手が、あまりにも多すぎたことは誤算でしたよ。

この点は、鬼木監督に同情します。


それでも、昨年のACLチャンピオンの蔚山を苦しめました。

しかも、アウェイで…。
選手・スタッフの皆さんには、胸を張って帰国していただきたいです。



OB中村憲剛FROの解説がは一喜一憂しないので、落ち着いて見られました。
さすがに、PK戦が終わった時には、憲剛さんも言葉に詰まっていたようにお見受けしました。
総じて「解説者」らしい解説で、私は落ち着いて、そして楽しんで観ることができました。



川崎フロンターレの今年のACL制覇のチャレンジは、ここで終わりました。

また来年、チャレンジしましょう!


ACL初制覇はリーグ戦初制覇のように、どうやら時間がかかりそうですね(苦笑)。
それでも、応援し続けます!

 



娘はこの熱い戦いを見て、高熱が出ました。
本当は、2回目のワクチン接種の副反応のせいなのですが…。

そんな高熱でも、三笘選手仕様のACLユニフォームに初めて袖を通し、彼女なりに応援していました。

勝つところを見せてやりたかったです。



川崎の試合前、名古屋さんの試合を後半だけDAZN観戦しました。
後半の45分で3得点はお見事でした。
ベスト8進出、おめでとうございます。


名古屋さんと今日のセレッソさんにACL制覇を託します…応援しています!