メダルの色が「金」となるのか「銀」となるのか、それとも「銅」なのか、あるいは首には何もかけられないのか…

重要な戦いだった昨夜の準決勝スペイン戦…

最後の最後に、一瞬の「隙(すき)」を突かれました。
だけど、その「隙」を誰も責めることができない試合だったように思います。

負けて悔しいですけど、頑張った選手たちに対してエールを送りたい試合でした。



日本 0-1 スペイン



注目していた川崎フロンターレの三笘選手はベンチにも入れず。
コンディションのためなのか、それとも…。



前半…

終始、スペインペース…。
30分過ぎぐらいから、ようやく日本がスペインゴールに襲い掛かるシーンが出始めました。

39分
相手FW9番に縦に入ったパスで、GK谷選手との1対1…
スーパーセーブでした。
ボールを弾かず、二次的なチャンスを与えなかったところも良かった。

前半は、ボールポゼッション率が、スペインが約6割、日本が約4割。
「ボールを持たれたなぁ」という印象が強かったです。


川崎フロンターレが試合をするときの、相手クラブはこういう印象なのかなぁと思いながら見ていました。



ハーフタイムでのテレビCMでは、アクエリアスをごくごく飲む三笘選手が登場…
ちょっと辛いものが…。



後半…

どのような選手交替を繰り広げるのか…ベンチワークに期待がかかりました。

55分か、56分
吉田麻也選手は、先にボールに足が入ってるように見えました。
VARによりPK取消、かつイエローも取消…天と地の差ですよ。
これで士気が上がるだろうなぁ…。

スペインの方が選手交替が積極的でした。
森保監督としては、無失点で来ているのだからバランスを崩したくない…そこも分からないではないですけど、動き遅く…。



延長戦…

頭から三好選手、前田選手を投入。

前田選手のプレーにはワクワクしました。
決めてくれるんじゃないかなと…。
相手の監督が眼鏡をはずして、ユニフォームに着替えて出てきたのかと思いました(冗談)。



粘り強く戦いましたが、ニュージーランド戦もそうでしたが、効果的な選手交替っていうのが難しいですね。

タイミングも人選も…。




冒頭の話しに戻りますが…

一瞬の隙があり残念でしたが、よく戦いました。

「勝ちたい」という思いが十分に伝わった試合でした。

ただただ、結果が付いてこなかったことが残念です…。


攻撃で得点の匂いがあまりしなくて、行けるとしたらPKでの勝利かなぁと思って見ていました。

まだまだ、世界との「差」を感じさせられる一戦でした。



「金」と「銀」のメダルを獲ることはあり得なくなりました。
「銅」を目指して、もうひと踏ん張り…グループリーグでは勝ったメキシコに、もう一度勝とう。
頑張れ!日本!